特許
J-GLOBAL ID:200903085073746974

気流式DS分級装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167744
公開番号(公開出願番号):特開平11-010089
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 分散室内壁に比較的簡単な手段で粒子衝突による衝撃を増加させ、凝集粒子の分散性の向上、および分散粒子の再凝集性の低下を図る。【解決手段】 粒子と気流の混合流体である流れ17は、分散室流入口6から分散室5に流入する際、分散室5の内壁面付近で、方向が直線方向から旋回方向に変化する。このとき、流れ17は分散室5の内壁面上の棒状部材16と分散室5の内壁面との間の狭所18に入射・衝突し、衝突面が分散室5の内壁面の場合以上に圧力が高くなり、かつ、衝撃力も高くなる。棒状部材16の断面積が大きいと大きな圧力損失につながり、流れ17の主流を塞き止めることになるが、分散室流入口6の流路幅32に対する棒状部材16の突き出し長33の比を、0.091程度にすることで回避できる。
請求項(抜粋):
粉体材料と一次空気流との混合流体を装置上部の円筒形状を有した分散室に該円筒形状の接線方向から導入し、その後、分散室下部に位置し、かつ、上側はセンターコア、下側はセパレーターコア、側面側は二次空気流が流入する二次空気流入口から構成された分級室に導入して、該粉体材料を気流により粗粒子及び微粒子に分離する気流式DS分級装置において、分散室内壁に一つあるいは複数の棒状部材を鉛直軸方向に設け、かつ、該棒状部材断面積を前記分散室に接線方向から導入する混合流体流路断面積よりも著しく小さくしたことを特徴とする気流式DS分級装置。

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