特許
J-GLOBAL ID:200903085075931116

スペクトル拡散通信用受信装置及びこの装置における同期確立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-274011
公開番号(公開出願番号):特開平7-131381
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 スペクトル拡散方式を用いた無線通信機器間の通信における初期同期を、簡単な構成ですばやく獲得する。【構成】 乗算器8により、受信した信号に逆拡散符号を乗ずる。乗算の結果を積分器10により積分する。積分結果を、スレッシュホールド回路11によりステッシュホールド値と比較する。サーチコントローラ12は、比較の結果同期が確立された場合に逆拡散符号の位相を固定し、データ復調回路13に対し復調可能であることを知らせる。逆拡散符号を発生させる擬似雑音発生器4として、ビット長の異なる逆拡散符号を複数発生できる構成を使用し、通信時より短いビット長の逆拡散符号について同期確立条件が成立した場合にのみ、通信時のビット長の逆拡散符号で同期獲得を試行する。1種類の逆拡散符号の一部使用で代替してもよい。最大相関が得られる位相(ビットシフト)をメモリを用いて検出してもよい。予測相関値との比較、相関開始ビットの変更といった手法を用いてもよい。
請求項(抜粋):
逆拡散符号と通信用拡散符号によりスペクトル拡散変調されている受信信号の相関値を計算する相関値計算手段と、逆拡散符号と受信信号の相関値が所定値より低い場合には逆拡散符号の位相を逐次変化させて上記相関値の計算を繰り返し実行させ、所定値より高い場合には逆拡散符号が通信用拡散符号と同期したと見なす相関判定手段と、相関値計算手段及び/又は相関値判定手段の動作を制御することにより、逆拡散符号と受信信号の同期を早期成立させる初期同期獲得手段と、を備えることを特徴とするスペクトル拡散通信用受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00

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