特許
J-GLOBAL ID:200903085076251950

オブジェクト間協調動作のログ管理およびイベント追跡のための方式および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-013675
公開番号(公開出願番号):特開平11-212831
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク上に散在する複数のオブジェクト間の協調動作に関するログ回収やイベント追跡を容易にする。【解決手段】 各ノード220にイベントトラッカ260が配置される。各イベントトラッカ260は、自ノード内の全てのオブジェクトの行ったイベントのログを、各オブジェクト別にログファイルに記録する。各イベントログには、書き込み時刻と、オブジェクト名と、トランザクションIDと、そのオブジェクトがトランザクションの起点から数えて何番目の中継点であるかを示す中継点カウンタと、イベント種別とが含まれている。イベントトラッカ260はまた、必要に応じ、トランザクションIDを頼りに自ノード内のログファイルから検索し且つ他のノードのイベントトラッカに検索を依頼することによって、特定のトランザクションの全イベントのログを収集する。そして、イベントトラッカ260は、収集したイベントログのプロセス名と中継点カウンタとイベント種別とにより、そのトランザクションの経過を解明する。
請求項(抜粋):
複数のノードを有する通信ネットワークと、前記複数のノードに分散して配置された複数のオブジェクトと、各ノードに配置されたログファイルと、前記各ノードに配置され、前記各ノード内の前記オブジェクトが実行したイベントのイベントログを前記ログファイルに記録するログライタとを備え、前記複数のオブジェクトは、相互間で協調動作を依頼しながら1つのトランザクションを連携して処理することができ、各オブジェクトは、他のオブジェクトに協調動作を依頼するとき、前記トランザクションを識別するためのトランザクションIDと、前記トランザクションの処理経路における前記各オブジェクトの位置を示すカウンタ情報とを前記他のオブジェクトに伝え、前記ログライタが記録した各イベントログには、対応するイベントに関わるトランザクションIDと、前記対応するイベントを実行したオブジェクトのプロセス名及び前記カウンタ情報と、前記対応するイベントの種別とが含まれている、オブジェクト間協調動作のログ管理方式。
IPC (3件):
G06F 11/34 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 15/16 430
FI (3件):
G06F 11/34 A ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 15/16 430 B

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