特許

J-GLOBAL ID：200903085077340760

周波数変換装置

発明者： 水野 秀樹 ,  貝塚 俊之
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 古谷 史旺
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-048792
公開番号（公開出願番号）：特開平5-251935
出願日： 1992年03月05日
公開日（公表日）： 1993年09月28日
要約：

【要約】【目的】 衛星通信地球局において、無線周波数と中間周波数の変換に用いる周波数変換装置に関し、局部発振周波数fL が通信用周波数帯域に近接している場合でも局部発振信号が出力端へ漏洩する量を十分に抑圧することを目的とする。【構成】 制御信号に応じた周波数の局部発振信号を出力する周波数可変局部発振器と、局部発振信号の周波数に応じて入力信号を周波数変換した周波数変換信号を出力する混合器と、周波数変換信号が有する通信用周波数の全帯域を複数個の帯域に分割し、それぞれ各帯域内の信号を通過させる複数個の帯域通過フィルタと、その入力側,出力側の少なくとも一方に配置され、同じ制御信号に応じて複数個の帯域通過フィルタの1つを選択し、対応する周波数変換信号が通過する信号経路を形成する信号経路切換器と、制御信号を信号経路切換器に出力し、所定の遅延を与えて周波数可変局部発振器に出力する制御手段とを備える。

請求項（抜粋）：

制御信号に応じて設定される周波数の局部発振信号を出力する周波数可変局部発振器と、入力信号と前記局部発振信号とを周波数混合し、前記局部発振信号の周波数に応じて入力信号を周波数変換した周波数変換信号を出力する混合器と、前記周波数変換信号が有する通信用周波数の全帯域を複数個の帯域に分割し、それぞれ各帯域内の信号を通過させる周波数特性を有する複数個の帯域通過フィルタと、前記複数個の帯域通過フィルタの入力側または出力側の少なくとも一方の位置に配置され、前記局部発振信号の周波数を設定する制御信号に応じて前記複数個の帯域通過フィルタの1つを選択し、対応する周波数変換信号が通過する信号経路を形成する信号経路切換器と、前記制御信号を前記信号経路切換器に出力するとともに、所定の遅延を与えて前記周波数可変局部発振器に出力する制御手段とを備えたことを特徴とする周波数変換装置。