特許
J-GLOBAL ID:200903085081923982

多腕非対称ラジアルブロックコポリマーを製造するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333708
公開番号(公開出願番号):特開平8-231659
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 特定の多腕非対称ラジアルブロックコポリマーを製造するためのプロセスを提供する。【解決手段】 6腕ラジアル非対称ブロックコポリマーを製造するためのプロセスであって、アニオン単官能性有機アルカリ金属開始剤を使用して、共役ジエンのモノマー及び/又はモノアルキル芳香族炭化水素を重合させて、第1のリビングポリマーを調製し、この第1のリビングポリマーを、6個の官能基を含む非重合性カップリング剤と接触させ、この部分的に反応した上記カップリング剤の存在下で、1,3-ブタジエンを重合させ、同じ反応器内で上記第1のリビングポリマーとは異なった第2のリビングポリマー腕を調製し、極性化合物を添加し、上記カップリング剤の約2個の残りの官能基全てが最終的に完全に反応し終わるまで、その場で形成された上記第2のリビングポリマーと上記残りの官能基を反応させ、生成した非対称ラジアルブロックコポリマーを回収する。
請求項(抜粋):
6腕ラジアル非対称ブロックコポリマーを製造するためのプロセスであって、(a)アニオン単官能性有機アルカリ金属開始剤を使用して、主に共役ジエンからなるモノマー及び/又は主にモノアルキル芳香族炭化水素からなるモノマーを重合させる段階と、(b)こうして得た単一の反応性金属末端基を含む第1のリビングポリマーを、6個の官能基を含む非重合性カップリング剤と接触させる段階(前記カップリング剤が前記反応性末端基と反応し、前記第1のポリマーの量は、前記第1のリビングポリマーと前記カップリング剤との間の反応が概ね完了するように実質的に前記6個の官能基の内の約4個の基に化学量論的に対応する)と、(c)段階(b)で得られた部分的に反応した前記カップリング剤の存在下で、主に1,3-ブタジエンから成る共役ジエンをアニオン単官能性有機アルカリ金属開始剤によって、又は、別個に調製したリビングポリ(主に(モノアルケニル-芳香族))ポリマーの腕もしくはリビングポリ(主に(共役ジエン))ポリマーの腕によって開始させ、重合させることによって、同じ反応器内で前記第1のリビングポリマーとは異なった第2のリビングポリマーの腕を調製する段階と、(d)段階(b)の生成物中に前記カップリング剤の残りの官能基の反応性を増大させることが可能な極性化合物を添加し、前記カップリング剤の約2個の残りの官能基全てが最終的に完全に反応し終わるまで、その場で生成し残存している前記第2のリビングポリマーと前記残りの官能基とを反応させる段階と、(e)前記非対称ラジアルブロックコポリマーを回収する段階から成る前記プロセス。

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