特許
J-GLOBAL ID:200903085093322623

ディジタル音声伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-263974
公開番号(公開出願番号):特開平8-125620
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 1リンク中継状態を取る中継局において、中継交換機でダイヤル情報の一部を受信した後、着呼から発呼方向の通話路のみを接続して発呼側で1リンク中継状態となることによるその後のダイヤル情報の受信不可を防止する。【構成】 中継交換機の両側に接続されるディジタル音声伝送装置において、音声圧縮復号化装置16、19にビットパターン埋込部24、54、第1パターン生成部25、55、第2パターン生成部26、56およびパターン切替部27、57を設け、音声圧縮符号化部17、18に第1パターン検出監視部34、44、第2パターン検出監視部35、45およびOR回路36、46を設け、ビットパターンを2種類持つことで、中継交換機13が通話路Bのみを接続しても1リンク中継状態とはならず、通話路A、Bが両方接続されてから1リンク中継状態となる。
請求項(抜粋):
同一チャネルで組み合わせ使用される音声圧縮復号化装置と音声圧縮符号化装置とを備えたディジタル音声伝送装置において、音声圧縮復号化装置が、圧縮符号化された音声を元に戻す音声圧縮復号化部と、符号化音声信号をPCM信号の予め決めたビット位置に埋め込む符号化PCM生成部と、音声圧縮符号化装置からのモード切替信号によって音声圧縮復号化部の出力と符号化PCM生成部の出力とを切り替えるモード切替部と、予め決められたビットパターンである第1パターンを生成する第1パターン生成部と、予め決められたビットパターンである第2パターンを生成する第2パターン生成部と、第1パターンまたは第2パターンをPCM信号に埋め込むビットパターン埋込部と、ビットパターン埋込部で埋め込むパターンを音声圧縮符号化装置からのパターン信号によって切り替えるパターン切替部とを備え、音声圧縮復号化装置が、PCM信号を圧縮符号化する音声圧縮符号化部と、PCM信号の予め決めたビット位置から符号化音声信号を取り出す符号化信号抽出部と、PCM信号に予め決めたビットパターンの第1パターンが埋め込まれていることを検出監視し、同一チャネルで逆方向の伝送を行なっている音声圧縮復号化装置にパターン切替信号を送出する第1パターン検出監視部と、予め決めたビットパターンの第2パターンがPCM信号に埋め込まれていることを検出監視し、同一チャネルで逆方向の伝送を行なっている音声圧縮復号化装置にパターン切替信号およびモード切替信号を送出する第2パターン検出監視部と、第2パターン検出監視部からのモード切替信号により音声圧縮符号化部の出力と符号化信号抽出部の出力とを切り替えるモード切替部とを備えたディジタル音声伝送装置。
IPC (3件):
H04B 14/04 ,  H03M 7/30 ,  H04Q 11/04

前のページに戻る