特許
J-GLOBAL ID:200903085100823269

周波数ミキサ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226497
公開番号(公開出願番号):特開平10-070417
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 ローカル入力信号の振幅に依存しない、広範囲に渡って自動利得制御可能な周波数ミキサ回路を提供する。【解決手段】 従来のダブルバランス型ミキサに、ローカル信号入力用差動トランジスタ対をもう一対追加し、従来のローカル信号入力用トランジスタ対と、追加されたローカル信号入力用トランジスタ対との間にAGC制御電圧による電位差を与え、ミキシング信号と相補ミキシング信号とを打ち消すことでAGC機能を働かせる。ローカル入力信号の振幅に依らず、かつ広範囲なAGCレンジをもった、AGC機能付き周波数ミキサ回路が得られる。
請求項(抜粋):
エミッタが共通接続された第1乃至第4の4個のトランジスタの第1、第2のトランジスタのコレクタは共通接続され第1の負荷を介して電圧源に接続され、第3、第4のトランジスタのコレクタは共通接続され第2の負荷を介して電圧源に接続され、更に、エミッタが共通接続された第5乃至第8の4個のトランジスタの第5、第6のトランジスタのコレクタは第1の負荷に、第7、第8のトランジスタのコレクタは第2の負荷に接続され、差動対を構成する第9、第10のトランジスタの共通エミッタは電流源を介して接地され、第9のトランジスタのコレクタは第1乃至第4のトランジスタのエミッタに、第10のトランジスタのコレクタは第5乃至第8のトランジスタのエミッタに接続され、第1、第8のトランジスタのベース、第3、第6のトランジスタのベース、第2、第7のトランジスタのベース、第4、第5のトランジスタのベースはそれぞれ共通接続され、容量を介して、それぞれローカル信号、ローカル信号、相補ローカル信号、相補ローカル信号が入力される周波数ミキサ回路であって、第1、第8の共通ベース及び第4、第5の共通ベースには、高抵抗を介して第1のAGC電圧が与えられ、第2、第7の共通ベース、第3、第6の共通ベースには高抵抗を介して、第2のAGC電圧が与えられ、更に、第9、第10トランジスタのベースには、それぞれ、入力信号と相補入力信号が入力されることを特徴とする周波数ミキサ回路。

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