特許
J-GLOBAL ID:200903085103146268

電磁スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-288098
公開番号(公開出願番号):特開平9-180615
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】コイル電流から接点の実際位置を検出する手段を備えた電磁スイッチを提供すること。【解決手段】1組の接点22,26,46,48 を開閉する電磁スイッチ10が、コイル電流を監視するマイクロプロセッサ76を備え、可動接点46,48 を担持している電機子40が空気ギャップで電磁石30のコア36から離れている接点の開放位置と、電機子40がコア36に当接している閉鎖位置との間でコイル31のインダクタンスが大きく変化する現象を利用する。交流コイル31の場合、コイル電流が公称開放接点値の約半分より低いとき、接点が閉じ、コイル電流が電流レギュレータ108 によって閉鎖値及び保持値まで調整される直流コイル31の場合、コイル電流が測定され、次に電流レギュレータを一定期間オフにして、その間に電流を再循環させる。所定時間後、コイル電流を再度測定し、コイル電流の第2値が初期値の約半分より低いとき、接点を開き、そうでない場合は接点が閉じる。
請求項(抜粋):
固定接点構造(22,26) と、閉鎖位置及び開放位置を備えた可動接点構造(46,48) とを有する分離形接点(22,26,46,48) と、コイル(31)、このコイルと組み合わされたコア(36)、及び前記可動接点構造(46,48) を担持している電機子(40)を備えて、前記分離形接点を開閉させる電磁石(30)と、前記コイルを励磁することによってコイル電流を発生して、前記電機子を前記コアに向けて前記分離形接点が閉じる閉鎖位置へ引き付ける励磁手段(80,108)と、前記電機子(40)を前記コア(36)から離れる方向に、前記接点(22,26,46,48) が開く開放位置へ押し付けることによって前記コアと電機子との間にギャップを形成する付勢手段(34)とを有しており、前記コイル(31)は、前記電機子(40)が前記開放位置にある時に第1インダクタンスを有し、前記電機子(40)が前記閉鎖位置にある時に第2インダクタンスを有するようになっており、さらに、コイル電流を監視して、前記第1インダクタンス及び前記第2インダクタンスによって影響を受ける前記コイル電流の関数として電機子位置、従って接点位置を表す位置信号を発生する位置表示手段(76,93,118) を有することを特徴とする電磁スイッチ。
IPC (2件):
H01H 50/08 ,  H01H 47/00
FI (2件):
H01H 50/08 B ,  H01H 47/00 C

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