特許
J-GLOBAL ID:200903085106841145

ローリングピストン型ロータリ圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232079
公開番号(公開出願番号):特開平11-062862
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 一つのシリンダ内に複数の圧縮室を有するローリングピストン型ロータリ圧縮機の吸入通路に生じる脈動による弊害を低減するものである。【解決手段】 圧縮室26の吸入口28,圧縮室27の吸入口30と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室50を設けると共に、吸入口28,30とマフラー室50との間の連通管64,65の長さをほぼ同じにするものである。それによって、各吸入口経路に同等の脈動が生じ、各圧縮室25,27の吸入効率と各圧縮トルク変動も同様に発生して、駆動軸6が一回転する間のトルク変動が分散し、電動機2の効率向上と圧縮機配管系の振動低減ができる。
請求項(抜粋):
密閉容器の内部に電動機と圧縮部を配置し、前記圧縮部のシリンダブロックに設けた円筒内面を有するシリンダと、前記電動機に連結する駆動軸のクランク部に外装し且つ前記シリンダの内面に沿って移動するローラと、前記ローラの外周面に先端が摺接すべく前記シリンダブロックから前記シリンダ内に出没して前記円筒内面と前記ローラの外周面とで形成される圧縮室を等間隔で仕切る複数のブレードと、分割された各圧縮室にそれぞれ吸入口と吐出口を備えたローリングピストン型ロータリ圧縮機において、前記各圧縮室の吸入口と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室を設けると共に、前記各吸入口から前記マフラー室までの各吸入経路長さを概同距離に配置させたローリングピストン型ロータリ圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/06
FI (3件):
F04C 18/356 L ,  F04C 18/356 F ,  F04C 29/06 D

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