特許
J-GLOBAL ID:200903085115884523

車両用ペダル周辺構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073703
公開番号(公開出願番号):特開平10-264785
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 所定値以上の外力が車両の前方から作用した際に、車両用ペダル周辺部品から車両用ペダルへの荷重伝達経路を断つ。【解決手段】 ダッシュパネル16とブレーキブースタ22との間には、上縁側が下縁側よりも低剛性化されたブラケット54が介在されている。さらに、ブレーキブースタ22から突出するプッシュロッド42の先端部のクレビス64とブレーキペダル10とを結合するクレビスピン70の挿通孔は所定形状の切欠部とされている。従って、所定値以上の外力が車両の前方から作用してマスタシリンダ24及びブレーキブースタ22に作用すると、ブラケット54が変形してブレーキブースタ22を略車両下方側へ回転変位させる。そして、このとき、クレビスピン70がブレーキペダル10の切欠部から離脱される。これにより、荷重伝達経路が断たれる。
請求項(抜粋):
エンジンルームと車室内空間とを隔成する車体側構成部材に対して車室内空間側に揺動可能に配置された吊り下げ式の車両用ペダルと、車体側構成部材に対してエンジンルーム側に配置され、車両用ペダルの踏面に付与された踏力を液圧に変換するための液圧変換手段と、車体側構成部材を貫通した状態で配置されると共に液圧変換手段と車両用ペダルとを連結し、車両用ペダルの踏面に付与された踏力を液圧変換手段に伝達する伝達手段と、を含んで構成される車両用ペダル周辺構造であって、液圧変換手段と車体側構成部材との間に介在され、液圧変換手段に略車両後方側への所定値以上の外力が作用した場合に液圧変換手段をその後部側が前端側に対して相対的に略車両下方側へ変位するように回転変位させる変位手段と、伝達手段と車両用ペダルとの結合部位に設けられ、変位手段によって液圧変換手段が回転変位されることにより伝達手段と車両用ペダルとの結合状態を解除する解除手段と、を有することを特徴とする車両用ペダル周辺構造。
IPC (3件):
B60T 7/06 ,  B60T 13/52 ,  B62D 25/08
FI (3件):
B60T 7/06 A ,  B62D 25/08 J ,  B60T 13/52 Z

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