特許
J-GLOBAL ID:200903085117494366

方向性けい素鋼板の鉄損低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-335640
公開番号(公開出願番号):特開平7-188755
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 最終冷間圧延後に、レジストインキ印刷によるマスキングと電解エッチングの手法によって溝を形成し、磁区の細分化をはかる技術において、コイル板幅方向の磁気特性の変動が大きくて、磁気特性が劣化する問題を解決し、極めて低い鉄損を有する方向性けい素鋼板を提供する。【構成】 最終冷間圧延後の方向性けい素鋼板の表面に、レジストインクを鋼板の圧延方向と直交する向きへ延びる線状にかつ圧延方向で間隔を置いた複数箇所に印刷してマスキングを行い、次いで電解エッチングを施して、該レジストインクの印刷部分に挟まれた線状の非印刷部に溝を形成した後、該レジストインクを除去し、その後脱炭焼鈍を施してから、焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す方向性けい素鋼板の鉄損低減方法において、鋼板の溝を形成した面の裏面に対して、その鋼板の幅方向端縁から内側へ少なくとも100mm以上にわたる領域にレジストインクを塗布する。
請求項(抜粋):
最終冷間圧延後の方向性けい素鋼板の表面に、レジストインクを鋼板の圧延方向と直交する向きへ延びる線状にかつ圧延方向で間隔を置いた複数箇所に印刷してマスキングを行い、次いで電解エッチングを施して、該レジストインクの印刷部分に挟まれた線状の非印刷部に溝を形成した後、該レジストインクを除去し、その後脱炭焼鈍を施してから、焼鈍分離剤を塗布して最終仕上焼鈍を施す方向性けい素鋼板の鉄損低減方法において、鋼板の溝を形成した面の裏面に対して、その鋼板の幅方向端縁から内側へ少なくとも100mm以上にわたる領域にレジストインクを塗布することを特徴とする方向性けい素鋼板の鉄損低減方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C25F 3/06 ,  C25F 3/14 ,  H01F 1/16

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