特許
J-GLOBAL ID:200903085117894313

空気焼入れ性が良好な中強度Al-Mg-Si系合金押出し形材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123599
公開番号(公開出願番号):特開平10-317114
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 押出し直後に強制空冷し、時効処理後に優れた機械的性質を呈する中強度Al-Mg-Si系合金押出し形材を得る。【解決手段】 Mg,Si,Cu,Cr,Fe,Ti,B,残部が実質的にAlの組成をもつ溶湯をDC鋳造する。鋳塊を50〜100°C/時の速度で加熱し、520〜560°Cに2〜10時間保持した後、100〜400°C/時の速度で冷却する均質化処理を施して、鋳塊中におけるAl-Fe-Si系金属間化合物全体に対してα相が占める面積比率を15〜80%に調整する。次いで、押出し直前に450〜500°Cに加熱し、押出し直後の形材表面温度が500〜560°Cとなるように押出し、押出し機出口において80〜250°C/分の速度で室温まで強制空冷して、押出し形材の再結晶粒サイズを平均径2mm以内に調整する。冷却後100時間以内に、160〜200°Cに2〜15時間加熱する時効処理を施す。
請求項(抜粋):
Mg:0.8〜1.0重量%,Si:0.6〜0.75重量%,Cu:0.3〜0.4重量%,Cr:0.05〜0.12重量%,Fe:0.05〜0.3重量%,Ti:0.01〜0.05重量%,B:0.001〜0.01重量%,残部が実質的にAlの組成をもつ合金溶湯を鋳塊にDC鋳造し、得られた鋳塊を50〜100°C/時の昇温速度で加熱し、520〜560°Cに2〜10時間保持した後、100〜400°C/時の冷却速度で冷却する均質化処理を施すことにより、鋳塊中におけるAl-Fe-Si系金属間化合物全体に対してα相が占める面積比率を15〜80%に調整し、均質化処理された鋳塊を押出し直前に450〜500°Cに加熱し、押出し直後における押出し形材の表面温度が500〜560°Cとなるように押し出し、押出し機出口において80〜250°C/分の冷却速度で室温まで強制空冷することにより、押出し形材の再結晶粒サイズを平均径2mm以内に調整し、冷却後100時間以内に160〜200°Cに2〜15時間加熱する時効処理を施すことを特徴とする空気焼入れ性が良好な中強度Al-Mg-Si系合金押出し形材の製造方法。
IPC (13件):
C22F 1/04 ,  B21C 23/00 ,  B21C 29/00 ,  B21C 35/02 101 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 624 ,  C22F 1/00 650 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694
FI (15件):
C22F 1/04 H ,  B21C 23/00 A ,  B21C 29/00 ,  B21C 35/02 101 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 612 ,  C22F 1/00 624 ,  C22F 1/00 650 Z ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 B ,  C22F 1/00 694 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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