特許
J-GLOBAL ID:200903085118093942

耐表面損傷性に優れた高強度・高靭性ベイナイト系レールの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181663
公開番号(公開出願番号):特開平7-034132
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 高速鉄道用レールの頭表面でのころがり疲労損傷の発生を防止し、同時にレールの高靭性化を図る。【構成】 C:0.15〜0.45%,Si:0.15〜2.00%,Mn:0.30〜2.00%,Cr:0.50〜3.00%を含有し、これに必要に応じてMo,Cu,Ni,Ti,V,Nb,Bの一種または二種以上を含む鋼で、熱間圧延を終え、あるいは熱処理する目的で高温に加熱したレールの頭部をオーステナイト域温度から冷却停止温度 400〜300 °Cまでの間を 1〜10°C/secで加速冷却し、加速冷却終了後レール頭部をレール内部からの復熱による温度上昇を50°C以下に抑える冷却を行い、復熱による温度上昇終了後、引き続き低温度域まで自然冷却することを特徴とする耐表面損傷性に優れた高強度・高靭性ベイナイト系レールの製造法。【効果】 本発明レールは、従来レールと比較して耐表面損傷性に優れ、同時にレールの破壊靭性も大きく向上した。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.15〜0.45%、Si:0.15〜2.00%、Mn:0.30〜2.00%、Cr:0.50〜3.00%を含有して、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼を熱間圧延した高温度の熱を保有するレール、あるいは熱処理する目的で高温に加熱されたレールの頭部をオーステナイト域温度から冷却停止温度400〜300°Cまでの間を1〜10°C/secで加速冷却し、加速冷却終了後レール頭部を、レール内部からの復熱による温度上昇を50°C以下に抑える冷却を行い、復熱による温度上昇終了後、引き続き低温度域まで自然冷却することを特徴とする耐表面損傷性に優れた高強度・高靭性ベイナイト系レールの製造法。
IPC (3件):
C21D 9/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18

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