特許
J-GLOBAL ID:200903085124688362

車両用自動変速機のクリープ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-348303
公開番号(公開出願番号):特開平5-157173
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 クリープ防止制御中における車両の振動低減、燃費向上を十分に図りながら、当該クリープ防止制御が解除されるときのエンジン負荷増大に伴うエンジンストールを確実に防止する。【構成】 所定の条件が成立したときにニュートラル状態としてクリープを防止するシステムにおいて、当該クリープ防止制御中のアイドル回転速度を非制御中のアイドル回転速度と同一に設定する。その上で、前記所定の条件が不成立となったときの原因を判断し、急発進が意図されていると判断されたときは(エンジンストールの問題が生じないため)フォワードクラッチを急係合させ発進の応答性を確保する。一方、そうでないと判断されたときは、フォワードクラッチをゆっくりと係合させ、解除時のショック低減を図ると共に、エンジン負荷をゆっくりと増大させることにより、エンジンストールを確実に防止する。
請求項(抜粋):
自動変速機のシフトレンジが前進走行レンジとされているときであっても、所定の条件が成立したときにはニュートラル状態を形成してクリープを防止するように構成した車両用自動変速機のクリープ制御装置において、前記クリープ防止制御中のエンジンのアイドル回転速度が非制御中のアイドル回転速度と同一となるように制御する手段と、前記所定の条件が不成立になったときの原因が急発進を意図したためであるか否かを検出する手段と、前記所定の条件が不成立になったときの原因が、急発進を意図したためであるときは、油圧を速い速度で制御してクリープ防止制御を解除すると共に、前記所定の条件が不成立になったときの原因が急発進を意図したものでないときは、油圧をなましながら遅い速度で制御してクリープ防止制御を解除する手段と、を備えたことを特徴とする車両用自動変速機のクリープ制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/20 ,  F16H 59:50

前のページに戻る