特許
J-GLOBAL ID:200903085136173570

ネガティブ型ディスクブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-015860
公開番号(公開出願番号):特開平8-210392
出願日: 1995年02月02日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 部品点数が少なく、しかも信頼性が高く、無段階の自動調製が可能なネガティブ型ディスクブレーキ装置を提供すること。【構成】 一端がレバー3,4に揺動可能に枢支されるストラット部材22と、カム16の近傍で揺動自在に軸支され、ストラット部材22の他端と遊嵌する係合孔24bを自由端側に有し、その中間部がカム16の作用面と当接可能な調整ホルダ24と、この調整ホルダ24をストラット部材22に対して一方向へ傾けるように付勢してストラット部材22に対して自在鉤状に係合するばね25とによってネガティブ型ディスクブレーキ装置を構成する。
請求項(抜粋):
ロータの両側に配設され摩擦材を固着した一対のレバーと、この両レバーの一端部を回動自在に結合した枢軸と、前記両レバーの開度を縮小しロータを挟圧させるように作用する作動ばねと、両レバーの他端部に配設されその開度を拡張してブレーキを解除させるカムと、このカムと両レバー間にそれぞれ介在し摩擦材の摩耗によるレバーの変位量を補正して、カムの回動による一定のレバー拡張を補償する一対の調整機構とから成るネガティブ型ディスクブレーキ装置において、前記調整機構は一端が前記レバーに揺動可能に枢支されるストラット部材と、前記カムの近傍で揺動自在に軸支され、前記ストラット部材の他端と遊嵌する係合孔を自由端側に有し、その中間部が、前記カムの作用面と当接可能な調整ホルダと、この調整ホルダを前記ストラット部材に対して一方向へ傾けるように付勢してストラット部材に対して自在鉤状に係合するばねとによって構成したことを特徴とするネガティブ型ディスクブレーキ装置。

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