特許
J-GLOBAL ID:200903085140340074

熱加工方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 駒津 敏洋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-337372
公開番号(公開出願番号):特開2002-144027
出願日: 2000年11月06日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】 環境汚染を伴なうことなく、ガスの燃焼熱でこて先を加熱できるようにする。【解決手段】 筒状の基端金具2とこて先3との間に、筒状の燃焼筒4を取付ける。燃焼筒4を、気孔率30%前後のアルミナ質セラミックス担体に、白金やパラジウムを主成分とする燃焼触媒を担持させて形成する。燃焼筒4の軸心部に、供給筒8を設置する。水素ガス6は、その一部が連通孔10を通して、燃焼筒4と供給筒8との間の環状空間に導かれ、また残部が供給筒8内に導かれ還元ガスとして用いられる。前記環状空間に導かれた水素ガス6は、燃焼筒4を通して外部に拡散するとともに、燃焼筒4の外表面あるいは内部で、空気中の酸素と接触する。この接触部分には燃焼触媒が存在するので、水素ガス6は常温で、しかも点火動作なしに、無炎で燃焼し始める。水素ガス6の無炎燃焼は、その排気ガスが水(水蒸気)のみであるので、環境汚染がなく非常にクリーンである。
請求項(抜粋):
筒状をなす多孔質担体に燃焼触媒を坦持させて形成される燃焼筒と、この燃焼筒からの燃焼熱により加熱されるこて先とを備え、燃焼筒内に供給される水素ガスを、前記燃焼筒を通して外部に拡散させるとともに、空気中の酸素と接触させて無炎燃焼させ、その燃焼熱により加熱されたこて先を用いて加工することを特徴とする熱加工方法。
IPC (3件):
B23K 3/02 ,  B23K 3/03 ,  F23D 14/18
FI (3件):
B23K 3/02 E ,  B23K 3/03 B ,  F23D 14/18 F
Fターム (7件):
3K017BA01 ,  3K017BA06 ,  3K017BB07 ,  3K017BB09 ,  3K017BC10 ,  3K017BD01 ,  3K017BF03

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