特許
J-GLOBAL ID:200903085140951626
高速のインフレーションフィルム製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前島 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-019994
公開番号(公開出願番号):特開平7-205280
出願日: 1994年01月20日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 適度な腰の強さと高い引裂強さを有し、しかも抗ブロッキング性や自動製袋機適性に優れたポリエチレンフイルムを高速度でインフレーション成形する方法を提供する。【構成】 (A)特定のエチレン・α-オレフィン共重合体70〜95重量%および(B)特定の高圧ラジカル重合による低密度ポリエチレン5〜30重量%からなる樹脂成分100重量部に、(C)抗ブロッキング剤0.005〜2重量部を配合してなる特定性状のポリオレフィン樹脂組成物を、(a)バブルを内側および外側から同時に冷却し、(b)ダイ出口からフロストラインまでの長さをダイの直径の3〜7倍とし、(c)ダイ出口における樹脂の剪断速度を少なくとも80secー1とし、かつ(d)フイルムのブロー比を2.0以上とする条件で製膜して、特定性状を有する厚み15〜40μmのインフレーションフィルムを得る。
請求項(抜粋):
(A)密度0.900〜0.930g/cm3、メルトフローレート0.1〜10g/10minのエチレン・α-オレフィン共重合体70〜95重量%と、(B)密度0.915〜0.935g/cm3、メルトフローレート0.1〜10g/10min、メルトテンション4〜14gの高圧ラジカル重合において製造された低密度ポリエチレン5〜30重量%とからなる樹脂成分100重量部および(C)抗ブロッキング剤0.005〜2重量部からなる、密度0.915〜0.925g/cm3、メルトフローレート0.1〜10g/10minのポリオレフィン樹脂組成物を、(a)ダイより押し出されるバブルを内側および外側から同時に冷却し、(b)ダイ出口からフロストラインまでの長さをダイの直径の3〜7倍とし、(c)ダイ出口における樹脂の剪断速度を少なくとも80secー1とし、かつ(d)フイルムのブロー比を2.0以上とする条件で製膜することにより、(1)D≧2.8t-6(ただし、D:ダート衝撃強さ(g)、t:フイルム厚み(μm))、(2)H≦0.14t+4.2(ただし、H:ヘイズ値(%)、t:フイルム厚み(μm))および(3)厚み15〜40μmの条件を満たすインフレーションフィルムを製造することを特徴とする高速のインフレーションフィルム製造方法。
IPC (4件):
B29C 55/28
, C08J 5/18 CES
, B29K 23:00
, C08L 23:04
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