特許
J-GLOBAL ID:200903085144152582

カラー読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-264966
公開番号(公開出願番号):特開平5-110877
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、カラー読取装置に関し、線状のパターンを読み取った際の色ずれを補正して、原画像を再現することを目的とする。【構成】 白黒画像を画素ごとに複数の色成分に分解して読み取る画像読取手段112と、得られた画像データから、両端部分で少なくとも1つの成分の値が一定かつ同一である補正対象領域を検出する検出手段113と、読取画像の1色成分の強度分布を積分する積分手段114と、1色成分の変動幅から原画像の拡がり幅を推定する拡がり幅推定手段115と、積分結果および推定結果に基づいて、原画像を三角波状の濃度分布で近似できるか否かを判定する判定手段116と、積分結果と推定結果と画像データとに基づいて、三角波状の濃度分布を示す補正データを生成する補正データ生成手段117と、判定結果に応じて、補正対象領域の画像データを補正データに置き換える置換手段118とを備える。
請求項(抜粋):
ラインイメージセンサ(111)を構成する各受光素子に対応する画素ごとに、原稿(101)上の線状の領域の白黒画像を複数の色成分に分解しながら読み取って、前記各画素における各色成分の強度を示す成分からなる画像データを出力する画像読取手段(112)と、前記原稿(101)上の線状の領域に対応する1ラインの画像データから、少なくとも1つの成分の値が両端部分の複数画素にわたって一定であり、かつ、同一である所定の幅の補正対象領域を検出する検出手段(113)と、前記補正対象領域の画像データの入力に応じて、いずれかの成分の強度分布の積分値を求める積分手段(114)と、前記補正対象領域の画像データの入力に応じて、いずれかの成分が変動している範囲の幅から原稿(101)上の濃度分布の拡がり幅を推定する拡がり幅推定手段(115)と、前記強度分布の積分値と前記濃度分布の拡がり幅とに基づいて、前記原稿(101)上の濃度分布を三角波状の濃度分布で近似できるか否かを判定する判定手段(116)と、前記強度分布の積分値と前記濃度分布の拡がり幅とから濃度分布のピーク値を求め、このピーク値と前記補正対象領域の画像データとに基づいて、三角波状の濃度分布を示す補正データを生成する補正データ生成手段(117)と、前記判定手段(116)による判定結果に応じて、前記補正対象領域の画像データを前記補正データに置き換えて送出する置換手段(118)とを備えたことを特徴とするカラー読取装置。
IPC (2件):
H04N 1/46 ,  G06F 15/64 310

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