特許
J-GLOBAL ID:200903085153105066

微分走査カロリーメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-521855
公開番号(公開出願番号):特表2000-503407
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】-200°Cから540°Cの全動作温度範囲に渡って一定のカロリー測定感度を有する微分走査カロリーメータ(DSC)を提供する。このDSCセンサは、サンプルの温度およびサンプルと不活性な基準との間の温度差を検出するために使用される、一対の薄膜抵抗温度検出器(RTD)から構成される。RTDには、動作温度に関係なく一定のカロリー測定感度を達成するために、基準の温度に従って変化する励起電流が供給される。
請求項(抜粋):
微分走査カロリーメータのための検出システムであって、 (a)電気絶縁性の基板と、 (b)前記電気絶縁性の基板上のサンプル領域中に取り付けられたサンプル出力を有するサンプル薄膜抵抗温度検出器センサと、 (c)前記電気絶縁性の基板上の基準領域中に取り付けられ基準出力を有する基準薄膜抵抗温度検出器センサと、 (d)サンプル抵抗温度検出器センサを横切るサンプル出力電圧を生成するためにサンプル電流を提供するためのサンプル電流手段および基準抵抗温度検出器センサを横切る基準出力電圧を生成するために基準電流を供給するための基準電流手段と、 (e)前記サンプル出力電圧を増幅するサンプル温度増幅器および前記基準出力電圧を増幅する基準温度増幅器と、 (f)前記サンプル領域に対して温度を計算するサンプル温度計算機能部と、 (g)前記基準領域に対して温度を計算する基準温度計算機能部と、 (h)前記サンプル電流の大きさを決定するための手段および前記基準電流の大きさを決定するための手段と、 (i)前記サンプル領域の温度と前記基準領域の温度間の差を増幅するための手段、および (j)前記サンプル領域の温度と前記基準領域の温度間の増幅された差から前記基準に関して前記サンプルへの微分熱流を計算するための手段を具備し、 前記サンプル電流の大きさと前記基準電流の大きさは前記カロリーメータが所望の温度範囲において一定のカロリー測定感度を有するように選択されるものである、検出システム。
引用文献:
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