特許
J-GLOBAL ID：200903085154004204
軸受要素部品及びその製造方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
森 道雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-064081
公開番号（公開出願番号）：特開平9-256105
出願日： 1996年03月21日
公開日（公表日）： 1997年09月30日
要約：
【要約】【課題】廉価な鋼を母材とし、所望形状への成形が容易で、且つ、寸法変化が小さく、転動疲労寿命の長い軸受要素部品とその製造方法を提供する。【解決手段】?@母材が、重量%で、 C: 0.7〜 1.2%、Mn:1.15超〜2.0 %、Cr: 0.3〜 1.6%、Nb: 0〜 0.1%、 V: 0〜 0.2%、Si: 0.4%未満、 P:0.02%以下、 S:0.02%以下で、且つ P+ S:0.01超〜0.04%、 O:0.0005超〜0.0020%、残部Fe及び不純物の鋼材で、焼入れ、焼戻し後の組織が、マルテンサイト、球状炭化物及び残留オーステナイトからなり、前記残留オーステナイトの面積比が 5〜15%である軸受要素部品。?A前記?@に記載の化学組成の鋼を球状化焼鈍後に部品に成形後、 750〜 820°Cに加熱して焼入れし、更に 100〜 200°Cの温度で焼戻し、焼入れ・焼戻し後の組織をマルテンサイト、球状炭化物及び残留オーステナイトで、且つ残留オーステナイトの面積比を 5〜15%となす。
請求項（抜粋）：
母材が、重量%で、C:0.7〜1.2%、Mn:1.15%を超え2.0%まで、Cr:0.3〜1.6%、Nb:0〜0.1%、V:0〜0.2%、Si:0.4%未満、P:0.02%以下、S:0.02%以下で、且つP+S:0.01%を超え0.04%まで、O:0.0005%を超え0.0020%まで、残部Fe及び不可避不純物の化学組成の鋼で、焼入れ、焼戻し後の組織が、マルテンサイト、球状炭化物及び残留オーステナイトからなり、且つ、前記残留オーステナイトの面積比が5〜15%であることを特徴とする軸受要素部品。
IPC (4件)：
C22C 38/00 301
, C21D 6/00
, C22C 38/26
, C22C 38/38
C22C 38/00 301 Z
, C21D 6/00 K
, C22C 38/26
, C22C 38/38
