特許
J-GLOBAL ID:200903085155900190

ガスタービン燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053801
公開番号(公開出願番号):特開平7-260149
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】本発明はガスタービン燃焼器に係り、予混合バーナのNOx発生量が小さく、かつ空気流量弁を用いずに、予混合バーナの燃焼火炎が安定する燃空比範囲を広くする燃焼器構造の提供にある。【構成】燃焼器2の頭部中心部に拡散パイロットバーナ18,その外周に補助空気流路24,主空気流路11を持ち、更にその外周下流位置に第一予混合バーナ13及び第二予混合バーナ15が配置されている。かかる構成の燃焼器において拡散パイロットバーナは補助空気流路24からの旋回空気に保炎され主空気と希薄燃焼し、更に、下流側の予混合バーナは上流側で発生した燃焼ガスとの混合層での高温雰囲気中で燃焼する。【効果】拡散パイロット火炎と予混合気を急速混合させ高温雰囲気を形成することで予混合気の燃料濃度が非常に小さい範囲から燃焼可能となり、従来の空気弁等を用いた燃空比制御を行わなくても予混合燃焼の作動域をガスタービン低負荷条件まで拡大することができ、低NOx燃焼範囲が拡大できるとともにガスタービン運転が容易となる。
請求項(抜粋):
燃焼器の上流側頭部の中心部に燃料を燃焼器内部に噴射する手段を持つ拡散パイロットバーナと、その外周側に環状の流路を持つ燃料と空気の混合気供給手段を持つ予混合バーナとの組み合わせからなるガスタービン燃焼器において、前記拡散パイロットバーナの周囲に拡散パイロットバーナ用の燃焼空気供給流路を設け、燃焼器内へのそれぞれの流出部の相対的位置関係が燃焼器上流側から拡散パイロットバーナ、拡散パイロットバーナ用燃焼空気流路、予混合バーナの順になるように配置し、前記拡散パイロットバーナの燃焼火炎領域近傍に前記予混合バーナの噴出口を位置せしめ、かつ前記拡散パイロットバーナの燃料と拡散パイロットバーナ用燃焼空気の流量比及び予混合バーナの燃料と空気の流量比がいずれも理論混合比以下の燃料希薄条件で燃焼させることを特徴とするガスタービン燃焼器。
IPC (3件):
F23R 3/30 ,  F23R 3/12 ,  F23R 3/34

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