特許
J-GLOBAL ID:200903085160805561
多層メッキ鋼板の製造方法、並びに多層メッキ鋼板を用いた熱拡散型合金メッキ鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094411
公開番号(公開出願番号):特開平7-305193
出願日: 1994年05月06日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 電気ブリキラインで、外観均一性に優れた多層メッキ鋼板を製造する方法、並びにこの多層メッキ鋼板を用いた熱拡散型合金メッキ鋼板の製造方法を提供する。【構成】 不溶性陽極を用いた電気ブリキラインではメッキ浴のみの変更で容易に多層メッキが可能である。フェロスタン浴によるSnメッキの上に、種類の異なる金属を重ねて連続メッキする場合に、問題となるのがメッキ液の混入である。特に、フェロスタン浴には光沢剤として有機物が含まれており、この有機物は水洗タンクを経由して上層のメッキ浴に混入し、微量でもメッキ不良を引き起す。本発明では、上層メッキ浴をフェロスタンSnメッキ浴と同系統のフェノールスルフォン酸ベースとし、更に光沢剤を添加したメッキ浴とすることにより、連続電気ブリキラインでのメッキ液混入の問題を解決する。
請求項(抜粋):
不溶性陽極を用いた連続電気ブリキ(メッキ)ラインで異種金属の多層メッキ鋼板を製造する方法において、光沢剤が添加された酸性Snメッキ浴を用いてSnメッキを施し、更にSnメッキの上にSnと異なる金属を重ねてメッキする際に、メッキ浴を上記Snメッキ浴と同一成分の酸10〜200g/l、光沢剤0.01〜10.0g/l、金属イオン濃度10〜200g/lとすることを特徴とする外観均一性に優れた多層メッキ鋼板の製造方法。
引用特許:
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