特許

J-GLOBAL ID：200903085162374517

セルロース繊維布帛の液体アンモニア処理方法及びその装置

発明者： 高田 益明 ,  ▲桑▼原 展宏 ,  柴田 哲弘
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
代理人 (1件)： 山本 秀策
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-220529
公開番号（公開出願番号）：特開2001-049571
出願日： 1999年08月03日
公開日（公表日）： 2001年02月20日
要約：

【要約】【課題】 液体アンモニア処理中に発生する両耳部のカールを抑制し、さらに処理時に発生する収縮応力を任意の応力値に制御可能とすることで、連続的かつ安定的に液体アンモニア処理を可能とする方法、及び装置を提供することを目的とする。【解決手段】 液体アンモニア処理において、液体アンモニア含浸工程と処理工程の二工程の区間を微少な隙間を持つ連続したロール表面にセルロース繊維布帛を沿わせて搬送し、そのロールの隙間をセルロース繊維布帛の厚さに合せ調整可能とすることで両耳部に発生するカールを抑制する。さらに処理工程で発生する加工収縮の影響を減少する為に処理工程の間に設けた一対の挟持ロールにより搬送に伴う張力の影響を無くし、さらに処理工程において発生する生地の縦収縮に追従し、各搬送ロールの速度を多段階に調整することでセルロース繊維布帛の各ロール上での張力状態を任意のプロフィールを持つ様に調整することが可能な構成をなす。

請求項（抜粋）：

セルロース繊維布帛中の水分を減少する除湿工程と、該セルロース繊維布帛に液体アンモニアを含浸させる液体アンモニア含浸工程と、液体アンモニアを含浸せしめたセルロース繊維布帛の反応を進める処理工程と、無水状態で該セルロース繊維布帛中に含まれる液体アンモニアを加熱乾燥させる第一乾燥工程と、該セルロース繊維布帛に残留している液体アンモニアを水蒸気を用いて安水化と乾燥を行い除去する第二乾燥工程と、を包含するセルロース繊維布帛の液体アンモニア処理方法であって、該液体アンモニア含浸工程と該処理工程において、これらの二工程の区間を微少な隙間を持つ連続したロール表面にセルロース繊維布帛を沿わせて搬送することを特徴とするセルロース繊維布帛の液体アンモニア処理方法。

IPC (4件)：

D06B 3/10 ,  D06B 23/02 ,  D06M 11/61 ,  D06M101:06

FI (3件)：

D06B 3/10 Z ,  D06B 23/02 ,  D06M 1/10 A

Fターム (25件)：

3B154AA12 ,  3B154AB19 ,  3B154BA19 ,  3B154BA60 ,  3B154BB12 ,  3B154BB32 ,  3B154BB47 ,  3B154BB80 ,  3B154BC01 ,  3B154BC22 ,  3B154BD17 ,  3B154BE02 ,  3B154BE04 ,  3B154CA33 ,  3B154CA38 ,  3B154CA39 ,  3B154DA18 ,  4L031AA02 ,  4L031AB01 ,  4L031AB31 ,  4L031BA16 ,  4L031CA08 ,  4L031CA09 ,  4L031DA00 ,  4L031DA05