特許
J-GLOBAL ID:200903085163887070

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320325
公開番号(公開出願番号):特開平6-156226
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 エンジン停止に伴い、切り換え弁が液圧制御弁出力圧に代えマスターシリンダ液圧をホイールシリンダへ供給するよう切り換わる時に、ブレーキペダルにキックバックが生ずることのないようにする。【構成】 コントローラ61は、スイッチ65のOFFによりエンジンの停止を検知する時、切り換え弁25を、液圧制御弁26の出力Pcがホイールシリンダ22へ供給される状態のままにし、電流Iの増大によって圧Pcを低下させる。圧Pc、従ってブレーキ液圧Pwがマスターシリンダ液圧Pmにほぼ等しくなった時、コントローラ61はセンサ66,67からの信号によって切り換え弁25を、マスターシリンダ液圧Pmがホイールシリンダ22へ供給される状態に切り換える。よって、この切り換え時にペダル23へのキックバックがない。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作力に応じたブレーキ操作力対応圧をパイロット圧とし、エンジン駆動される圧力源からの圧力を元圧としてブレーキ作動圧を作り出し、このブレーキ作動圧を、前記パイロット圧と対向する向きに作用する制御力の増大により低下可能な液圧制御弁を具え、前記エンジンの駆動中は前記ブレーキ作動圧をブレーキ作動系に供給する第1位置となり、エンジンの停止中は前記ブレーキ操作力対応圧をブレーキ作動系に供給する第2位置となる切り換え弁を設けたブレーキ液圧制御装置において、前記切り換え弁の前記第1位置から第2位置への切り換え時における、該切り換え弁のブレーキ操作力対応圧供給回路内の圧力変化を緩和する圧力変化緩和手段を、該ブレーキ操作力対応圧供給回路に設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

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