特許
J-GLOBAL ID:200903085186190395

低粉じんで均衡の取れた硬度の抗酸化剤凝集物およびそれの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-585323
公開番号(公開出願番号):特表2002-531619
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2002年09月24日
要約:
【要約】本発明は、立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤のブレンド物の凝集物をこの凝集物が移送中には耐摩滅性を示すがホストプラスチックに容易に分散し得るような均衡の取れた硬度を持つように製造する方法に向けたものである。式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるアルコール単独で構成させたか或はそれと80体積%以下の量の塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンでから成る群から選択される共溶媒で構成させた加工助剤を用いて、そのような凝集物を達成する。この共溶媒加工助剤に抗酸化剤を溶媒100mL当たり少なくとも1グラムの量で溶解させておく。この加工助剤を用いて抗酸化剤と酸中和剤の混合物のペーストを生じさせる。次に、その結果として生じたペーストに凝集を受けさせた後、その結果として生じた凝集物を乾燥させる。この加工助剤に入れるアルコールを制御した量で用いることを通して結果として生じる凝集物の硬度の制御を達成し、この硬度は前記系で用いたアルコールの量と逆の関係にある。
請求項(抜粋):
立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物の凝集物を製造する方法であって、(a)式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるアルコールと0から80重量パーセントの量の塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒から本質的に成る溶媒系に前記立体障害フェノール系抗酸化剤の1番目の部分を溶解させることで前記立体障害フェノール系抗酸化剤が前記溶媒に入っている溶液を生じさせ、(b)前記立体障害フェノール系抗酸化剤の2番目の部分と酸中和剤の混合物を前記段階(a)の溶液に前記混合物のペーストが生じるに充分な量で接触させ、(c)段階(b)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系抗酸化剤と前記酸中和剤のペーストを凝集させ、そして(d)段階(c)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系抗酸化剤と前記酸中和剤の凝集物を乾燥させることで均衡の取れた硬度を有するそれの乾燥した凝集物を生じさせる、ことを含んで成る方法。
IPC (5件):
C09K 15/08 ,  C09K 15/14 ,  C09K 15/16 ,  C09K 15/24 ,  C09K 15/32
FI (5件):
C09K 15/08 ,  C09K 15/14 ,  C09K 15/16 ,  C09K 15/24 ,  C09K 15/32 C
Fターム (5件):
4H025AA15 ,  4H025AA27 ,  4H025AA40 ,  4H025AA41 ,  4H025AA63
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る