特許
J-GLOBAL ID:200903085187279012

樹脂製器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267112
公開番号(公開出願番号):特開平9-111021
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 樹脂が本来有する柔軟性を損なうことなく、特定方向の剛性を向上させた樹脂製器具を提供すること。【解決手段】 バルーンカテーテル1は、バルーン3、外側チューブ5、内側チューブ7等からなるいわゆるダブルルーメンタイプのもので、内側チューブ7の表面(図示斜線部)に、イオン蒸着膜19が形成されている。イオン蒸着膜19は、内側チューブ7の曲げに伴って亀裂が入りやすく、イオン蒸着膜19が内側チューブ7の湾曲を妨げることはない。また、イオン蒸着膜19は、亀裂は入りやすいものの、亀裂により分割されたブロックは、内側チューブ7の表面において、内側チューブ7の軸方向へ密に詰まった状態で配置されているため、イオン蒸着膜19によって内側チューブ7の圧縮に対する抵抗力は向上し、軸方向への力を有効に伝達できる。
請求項(抜粋):
長尺状又はフィルム状の柔軟な樹脂製の基材の表面に、該基材よりも硬質なイオン蒸着膜を形成することにより、曲げには柔軟に変形する一方、表面に平行な方向には剛性を増したことを特徴とする樹脂製器具。
IPC (4件):
C08J 7/06 ,  A61L 29/00 ,  A61M 25/00 ,  C23C 14/20
FI (4件):
C08J 7/06 Z ,  A61L 29/00 Z ,  A61M 25/00 ,  C23C 14/20 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭60-194958
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-194958

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