特許
J-GLOBAL ID:200903085200813872
モータのスラスト支持装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-286366
公開番号(公開出願番号):特開平10-136605
出願日: 1996年10月29日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 自動車用パワーウィンドやサンルーフ等の駆動用に使用されるギヤ付モータにおいて、アーマチュアシャフトのスラスト方向ガタによって発生する衝撃音を、部品点数を増さずかつ組付け作業性が容易に防止・低減できるモータのスラスト支持装置を提供することを目的とする。【解決手段】 スラストワッシャ5は、ワッシャ5aの両端面にリング状のゴム5b,5cを一体成形して構成され、一方の端面はゴムのないリング内中央部でアーマチュアシャフト1の端面のセンター穴1aに挿入配置した鋼球2と接触し、もう一方の端面はゴム成形面がフレーム3の底面と接触する。アーマチュアシャフト1のスラスト方向のガタにより発生する衝撃をゴム5cが吸収して音の発生を防止するとともに、部品点数を増さず組付け作業性の良いモータのスラスト支持装置が得られる。
請求項(抜粋):
有底中空円筒状に形成されたフレームと、一端にウォームを一体に形成あるいは固着させたアーマチュアシャフトと、前記アーマチュアシャフトの端面に設けたセンター穴に挿入配置した鋼球と、前記鋼球と当接し前記アーマチュアシャフト端面に対向し、かつ前記フレームあるいはギヤケースの底面との間に挟持するよう配置したスラストワッシャを備え、回転するアーマチュアシャフトのスラスト荷重を鋼球を介してスラストワッシャで支持するモータのスラスト支持装置において、前記スラストワッシャの両端面にリング状にゴムを一体成形したことを特徴とするモータのスラスト支持装置。
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