特許
J-GLOBAL ID:200903085204424617

画像の色変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057317
公開番号(公開出願番号):特開平10-215385
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 ディスプレイ上のソフトコピー画像にハードコピーの画像の色と同じ色の見えが得られるようにする。【解決手段】 ハードコピー上の画像の各画素の三刺激値に対応する生理原色を求め、画像を表示するディスプレイ(CRT)の白色点の相関色温度に対応し不完全順応の程度を表すパラメータを決定し、このパラメータに基づいて、ディスプレイ上に再現すべき一時的な三刺激値を導き、この三刺激値から、ディスプレイの白色点を観察光源としたLAB表色系におけるメトリック明度、メトリッククロマ、メトリック色相角を求め、画像の三刺激値をディスプレイ上の三刺激値に変換し、その変換された三刺激値に基づいてディスプレイ上のソフトコピー画像を作成する。特に、ディスプレイの白色の色温度の関数として白色の相関色温度が6000Kより高い時、あるいは5500Kより低い時に限り、ディスプレイの白色点そのものとは異なる点に順応白色点を設定することにより広範囲のディスプレイに対し理想的な色が提供されるようにする。
請求項(抜粋):
ハードコピー上の画像の各画素の三刺激値に対応する生理原色を求め、画像を表示するディスプレイの白色点の相関色温度に対応して、不完全順応の程度を表すパラメータを決定し、上記パラメータに基づいて、前記ディスプレイ上に再現すべき一時的な三刺激値を導き、前記三刺激値から、ディスプレイの白色点を観察光源とした明るさ、鮮やかさおよび色相に関する知覚量を求め、前記ディスプレイを観察する時の周囲の照度の関数として、前記明るさに関する知覚量に対するコントラストの低下を補償した明度を求め、同じく前記ディスプレイを観察する時の周囲の照度の関数として、前記鮮やかさに関する知覚量に対するコントラストの低下を補償したクロマ値を求め、前記求められた補償後の明度およびクロマ値、ならびに前記色相に関する知覚量に基づいて最終的に前記ディスプレイに呈示される三刺激値を求めることを特徴とする画像の色変換方法。
IPC (4件):
H04N 1/60 ,  G06T 1/00 ,  H04N 1/46 ,  H04N 9/79
FI (4件):
H04N 1/40 D ,  G06F 15/66 310 ,  H04N 1/46 Z ,  H04N 9/79 H

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