特許
J-GLOBAL ID:200903085209129702

ディーゼルエンジンの燃焼室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-342328
公開番号(公開出願番号):特開2008-151089
出願日: 2006年12月20日
公開日(公表日): 2008年07月03日
要約:
【課題】ディーゼルエンジンの燃焼室に関し、簡素な構成で筒内における燃料の流量及び流通方向を制御して、燃料の燃焼効率を向上させるとともにスモークを低減させる。【解決手段】燃料噴射ノズル5から噴射される燃料の分散方向をキャビティ2の上部方向と下部方向とへ分岐させるようにキャビティ2の内壁面3からキャビティ2の内側へ向けて突出形成された突起部3aと、突起部3aとピストン1の頂面1aとを接続し該上部方向へ流通する燃料をピストン1の外周方向へと誘導する第1面部3bと、突起部3aとキャビティ2の底面2aとを接続し該下部方向へ流通する燃料をキャビティ2の内部方向へと誘導する第2面部3cとを備え、第1面部3bを、ピストン1の中心軸を通る縦断面において、突起部3a側ほど該中心軸に対する距離が短くかつ頂面1a側ほど該中心軸に対する距離が長い形状に形成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ピストンの頂面において該頂面よりも該ピストンの内部へ窪んだ形状にキャビティが形成され、該頂面に対向するシリンダヘッドに該キャビティの内壁面へ向けて燃料を噴射する燃料噴射ノズルを有する直接噴射式のディーゼルエンジンの燃焼室であって、 該燃料噴射ノズルから噴射される該燃料の該内壁面への衝突位置において該燃料の分散方向を該キャビティの上部方向と下部方向とへ分岐させるように、該キャビティの該内壁面から該キャビティの内側へ向けて突出形成された突起部と、 該突起部と該頂面とを接続して該内壁面における上部側面をなし、該突起部から該上部方向へ流通する燃料を該頂面に沿って該ピストンの外周方向へと誘導する第1面部と、 該突起部と該キャビティの底面とを接続して該内壁面における下部側面をなし、該突起部から該下部方向へ流通する燃料を該キャビティの底面に沿って該キャビティの内部方向へと誘導する第2面部とを備え、 該第1面部が、該ピストンの中心軸を通る縦断面において、該突起部側ほど該中心軸に対する距離が短くかつ該頂面側ほど該中心軸に対する距離が長い形状に形成されている ことを特徴とする、ディーゼルエンジンの燃焼室。
IPC (2件):
F02B 23/06 ,  F02F 3/26
FI (3件):
F02B23/06 R ,  F02B23/06 T ,  F02F3/26 C
Fターム (7件):
3G023AA02 ,  3G023AA04 ,  3G023AA07 ,  3G023AB05 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD09
引用特許:
出願人引用 (1件)

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