特許
J-GLOBAL ID:200903085234446313

タンク換気装置の機能正常性検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218284
公開番号(公開出願番号):特開平8-061164
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【課題】 機能正常性に関する明確な情報形成を行えなければプロセスが中止されるよう、中止判定基準の細分化された車両用タンク換気装置の機能正常性検査方法を提供する。【解決手段】 内燃機関の吸気管中の負圧を用いてタンク換気装置を排気させ、負圧形成勾配ならびに負圧低減勾配に基づき装置の機能正常性について判定する。これに加えて、圧力経過のダイナミック特性も他の中止判定基準とあわせて監視し、所定の範囲を超える圧力変動が検出されれば、当該方法をただちに中止する。
請求項(抜粋):
燃料蒸気を捕集し内燃機関へ導く車両用タンク換気装置内に生じる負圧に基づくタンク換気装置の機能正常性検査方法であって、燃料蒸気を吸着する容器(15)が設けられており、該容器(15)は、換気導管(14)を介して燃料タンク(10)と接続されており、かつ再生導管(18)を介して内燃機関(21)の吸気管(20)と接続されており、前記容器(15)は大気と連通している通気導管(23)を有しており、該通気導管(23)はタンク換気装置検査のために遮断バルブ(24)により閉鎖可能であり、前記タンク換気装置のシステム圧力を捕捉する圧力センサ(13)と、前記再生導管(18)中に配置されたタンク排気バルブ(22)が設けており、該タンク排気バルブ(22)は、前記容器(15)内に蓄積された燃料蒸気を導き前記タンク換気装置内に負圧を形成させるために開放され、負圧形成時の圧力勾配が閾値よりも小さいか(負圧形成検査)または負圧低減時の圧力勾配が別の閾値よりも大きいとき(負圧低減検査)、タンク換気装置は目下正常に機能していないとみなされ、これに加えて、内燃機関(21)およびタンク換気装置を含めた車両の動作特性量が検査され、機能正常性に関して信頼性のある情報形成が可能であるような所定の動作特性値が得られなければ、当該方法はそのつど中止されるように構成されている、タンク換気装置の機能正常性検査方法において、当該方法の実行中全般にわたって、タンク換気装置内の圧力経過のダイナミック特性を監視し、このため、時間的に順次連続する圧力値(Pi,Pi+1)を監視し、上記の両方の圧力値(Pi,Pi+1)の平均値(P_MWi )を形成し、前記平均値(P_MWi )と目下の圧力値(Pi )との差の絶対値が所定のダイナミック範囲(P_DYF)外にあれば、当該方法を中止することを特徴とする、タンク換気装置の機能正常性検査方法。
IPC (5件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 37/00 301 ,  G01M 15/00 ,  B60K 15/077

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