特許
J-GLOBAL ID:200903085245605235

無中断系切り替え方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-042587
公開番号(公開出願番号):特開平5-244225
出願日: 1992年02月28日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 通信プロトコルに従いデータ通信制御を行うプロトコル処理部を有する通信制御装置の運用系と予備系を持ち、運用系と予備系の間で切り替えながら通信相手と通信するシステムにおいて、通信中、中断無しで運用系と予備系の間での切り替えを可能にする。【構成】 運用系と予備系のそれぞれに、プロトコル処理部のメモリからプロトコル処理状態情報を直接読み出す装置8,9を設けて他系への転送を可能にする。また各系にメモリを二段化してメモリ間転送機構を設け、一方のメモリから他方のメモリへ単位情報を読み出して処理を行い、結果を一方のメモリへ書き戻し、その書き戻しのタイミングで、処理後の単位情報を他系へ転送する。
請求項(抜粋):
通信プロトコルに従いデータ通信制御を行うプロトコル処理部を有する通信制御装置複数個を二手に分け、その一方を運用系とし、他方を予備系としてもち、運用系と予備系の間で必要に応じて切り替えながら通信相手と通信する通信システムにおいて、運用系においても予備系においても、プロトコル処理部のメモリに格納されたプロトコル処理状態情報を該メモリから直接読み出し、或いは書き込むための読み出し書き込み制御装置を備えておき、系切り替え要因の発生を契機とし、データ通信実行中の運用系が相手方に対するデータ通信をそのプロトコル手順により一時停止した後、運用系におけるプロトコル処理部のメモリに格納されたその時点のプロトコル処理状態情報のうち、予備系におけるプロトコル処理継続に必要なプロトコル処理状態情報を、前記読み出し書き込み制御装置により読み出して予備系に渡し、予備系では、受け取ったプロトコル処理状態情報を、そのもつ読み出し書き込み制御装置により、プロトコル処理部のメモリに格納することにより、運用系と予備系において、メモリに格納されたプロトコル処理状態情報を同等とした上で、前記予備系を新たな運用系として、プロトコル手順によりデータ通信を再開して、運用系から予備系への切替えを行うことを特徴とする無中断系切り替え方法。
IPC (2件):
H04L 29/14 ,  H04L 1/22
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-119151
  • 特開平1-223859
  • 特開昭63-061339
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