特許
J-GLOBAL ID:200903085249425428
パワーユニット用防振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-159268
公開番号(公開出願番号):特開平10-329555
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 従来装置と同一機能を有しながら軽量化及び製品コストの低減化を図ることが可能なパワーユニット用防振装置を提供する。【解決手段】 ブラケット38の取付け面に固定されながらマウントインシュレータ34の弾性体34bと一体に連結する連結部36を、鋼板を素材としたプレス成形により形成し、車両の前後方向に延在しながらブラケットの取付け面に締結ボルト44a2、40bを介して取付け面に固定されるれんけつぷれーと36bと、この連結プレートに形成した立ち壁46に基端部が固着されるとともに、この基端部がブラケット38に装着されている中実棒状形状の連結ピン36aとで構成した。これにより、防振装置の軽量化を図るとともに、連結部の複雑な二次加工作業を不要として、装置単価を大幅に低減し、更に、車両の衝突時等による連結ピンの脱落を立ち壁により防止した。
請求項(抜粋):
横置式に搭載されるパワーユニットの車幅方向の端部に固定したブラケットと、このブラケットに対して車幅方向の外側に位置する車体側側部材に固定し、且つ内部に装着した弾性体の軸心を車幅方向に向けたマウントインシュレータと、前記ブラケットの取付け面に固定されながら前記マウントインシュレータの弾性体と一体に連結する連結部とを備えたパワーユニット用防振装置において、前記連結部を、鋼板を素材としたプレス成形により形成し、且つ車輛の前後方向に延在しながら前記ブラケットの取付け面に締結ボルトを介して固定される連結プレートと、この連結プレートの一部に基端部が固着され、且つ車幅方向の外側に延在する先端部が前記弾性体の軸心に装着される中実棒形状の連結ピンとで構成し、前記連結プレートに、前記マウントインシュレータの車両前後方向に対向するように一体的に形成された立ち壁を設け、この立ち壁に形成した貫通孔に前記連結ピンの基端部の中間を挿着し、更に、前記取付け面に締結ボルトを介して固定される前記連結プレートの固定位置を、車両の前後方向に向けて少なくとも2か所設けるとともに、この2か所の固定位置の間において、前記ブラケットに締結ボルトを介して連結ピンの基端部が固定される固定位置を少なくとも一か所設け、これら固定位置を互いに離間して設けたことを特徴とするパワユニット用防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K 5/12 Z
, F16F 15/08 W
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