特許
J-GLOBAL ID:200903085251456829

車両用動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194567
公開番号(公開出願番号):特開平7-047850
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 差動装置に左右一対のクラッチを付加して左右の駆動輪にトルクを分配する車両用動力伝達装置において、両クラッチを合理的に配置して空間の有効利用を図る。【構成】 フロントエンジン・フロントドライブ車の車体前部に横置きしたエンジンEの右端にトランスミッションMを接続し、このトランスミッションMの後部空間に遊星歯車式の差動装置Dを配設する。差動装置Dの入力部材であるリングギヤ4の回転を増速して左車軸AL 又は右車軸AR に伝達することにより、左右前輪WFL,WFRに伝達されるトルクを制御する第1クラッチCL 及び第2クラッチCR は、エンジンEの後部空間に左右方向に並置される。
請求項(抜粋):
入力軸(1)に接続されたリングギヤ(4)と、左右一方の車輪(WFL)を駆動する第1出力軸(9L )に接続されたサンギヤ(5)と、リングギヤ(4)及びサンギヤ(5)に噛合するプラネタリギヤ(6,7)を回転自在に支持し、左右他方の車輪(WFR)を駆動する第2出力軸(9R )に接続されたプラネタリキャリヤ(8)とからなる遊星歯車式の差動装置(D)と;差動装置(D)よりも第1出力軸(9L )側に配設されてリングギヤ(4)に接続された第1回転部材(10)と;差動装置(D)よりも第1出力軸(9L )側に配設されてプラネタリキャリヤ(8)に接続された第2回転部材(11)と;第1回転部材(10)と第1出力軸(9)とを連結する第1クラッチ(CL )と;第1回転部材(10)と第2回転部材(11)とを連結する第2クラッチ(CR )と;を備えたことを特徴とする、車両用動力伝達装置。

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