特許
J-GLOBAL ID:200903085254035000
リン酸カルシウム系皮膜の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
小島 清路 (外1名)
, 小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356208
公開番号(公開出願番号):特開平11-171516
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性の低い基材であっても、その表面に均質な皮膜を形成することができるリン酸カルシウム系皮膜の製造方法を提供する。【解決手段】 基材を、リンを含む第1溶液、特に、Na3PO4、Na2HPO4等の塩基性リン酸塩の水溶液に浸漬し、取り出して乾燥した後、カルシウムを含む第2溶液(水溶液)に浸漬する。これによって、水酸アパタイト皮膜若しくはその前駆体が混在した皮膜を得る。また、第2溶液から取り出した基材を実質的に飽和乃至過飽和濃度のアパタイト成分を含む第3溶液(水溶液)に浸漬することもできる。これによってより確実に水酸アパタイト皮膜を形成することができる。基材としては、金属、セラミックス、有機高分子材料等からなるものを使用することができる。本発明の製造方法では、高温に加熱する必要がないため、特に合成繊維等からなる織物等、耐熱性の低い基材にも適用することができる。
請求項(抜粋):
少なくともリンを含む第1溶液(但し、カルシウムを含まない。)に基材を浸漬した後、該第1溶液から該基材を取り出して乾燥する第1工程と、乾燥後の上記基材を少なくともカルシウムを含みpHが8以上である第2溶液に浸漬する第2工程と、を備え、上記基材の表面に水酸アパタイト及び水酸アパタイト前駆体のうちの少なくとも該水酸アパタイトを含む皮膜を形成させることを特徴とするリン酸カルシウム系皮膜の製造方法。
IPC (3件):
C01B 25/32
, A61K 6/033
, A61L 27/00
FI (3件):
C01B 25/32 B
, A61K 6/033
, A61L 27/00
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