特許
J-GLOBAL ID:200903085255588266

耐遅れ破壊特性の優れた鋼線材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098210
公開番号(公開出願番号):特開平6-306540
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、コンクリート補強用PC鋼棒や各種螺合部材の製造に使用される耐遅れ破壊特性の優れた鋼材を提供する。特に、表層フェライト層の耐遅れ破壊特性を安定化するように改善する。【構成】 C:0.2〜0.6%、Mn:0.3〜2.0%、Si1.0〜3.0%:、Ni:0.3〜2.5%、Al:0.01〜0.06%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、表層部に0.12mm以上の厚みのフェライト相を有し、内層部がフェライト・パーライト組織あるいは球状化セメンタイト組織であることを特徴とする鋼線材。さらに前記鋼に、Mo、Wの1種または2種を合計で0.10〜0.50%含むように添加することによって、鋼材の耐遅れ破壊特性を一層改善することができる。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.2〜0.6%Mn:0.3〜2.0%Si:1.0〜3.0%Ni:0.3〜2.5%Al:0.01〜0.06%を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ鋼材表層部に0.12mm以上の厚みのフェライト相を有し、内部がフェライト・パーライト組織あるいは球状化セメンタイト組織であることを特徴とする耐遅れ破壊特性の優れた鋼線材。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/08

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