特許
J-GLOBAL ID:200903085258639376
空調装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275076
公開番号(公開出願番号):特開平10-119560
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 シングルサイクルモード時にも第2蒸発器へ冷媒が供給されるようにしても、この第2蒸発器のフロストを防止できるようにする。【解決手段】 第1ファン13を作動させて第2ファン18を停止させるシングルサイクルモード時にも電磁弁7を開ける。このとき、第2蒸発器9のフロスト防止用の設定温度を、デュアルサイクルモード(第1ファン13と第2ファン18の両方を作動させるモード)時における第1設定温度(3°C)よりも高い第2設定温度(6°C)とし、第2蒸発器センサ21の検出値がこの第2設定温度以下のときに電磁弁7を閉じるようにする。こうすることによって、第2蒸発器センサ21の検出精度が悪化しても、第2蒸発器9のフロストを防止できる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(1)、この圧縮機(1)からの冷媒を凝縮させる凝縮器(2)、この凝縮器(2)からの冷媒を減圧する第1減圧手段(4)、およびこの第1減圧手段(4)からの冷媒を蒸発させる第1蒸発器(5)を有する第1冷凍サイクル(6)と、前記圧縮機(1)、前記凝縮器(2)、この凝縮器(2)からの冷媒を減圧する第2減圧手段(8)、およびこの第2減圧手段(8)からの冷媒を蒸発させる第2蒸発器(9)を有する第2冷凍サイクル(10)と、空気流を発生する第1送風手段(12、13)と、この第1送風手段(12、13)が発生した空気流を室内の第1空調ゾーンに導くとともに、前記第1蒸発器(5)を収納する第1空気通路(11)と、空気流を発生する第2送風手段(17、18)と、この第2送風手段(17、18)が発生した空気流を室内の第2空調ゾーンに導くとともに、前記第2蒸発器(9)を収納する第2空気通路(16)と、前記第2空気通路(16)内に設けられ、前記第2蒸発器(9)の温度を検出する蒸発器温度センサ(21)とを備え、前記第1送風手段(12、13)と前記第2送風手段(17、18)の両方を作動させるデュアルサイクルモード時には、前記蒸発器温度センサ(21)の検出値が第1設定温度以下のときに、前記第2蒸発器(9)側への冷媒供給を停止する空調装置において、前記第1送風手段(12、13)を作動させて前記第2送風手段(17、18)を停止させるシングルサイクルモード時にも前記第2蒸発器(9)側へ冷媒が供給されるように構成され、前記シングルサイクルモード時には、前記蒸発器温度センサ(21)の検出値が、前記第1設定温度よりも高い第2設定温度以下のときに、前記第2蒸発器(9)側への冷媒供給を停止することを特徴とする空調装置。
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