特許
J-GLOBAL ID:200903085265876863

イメージ入力されたバーコードの認識処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094085
公開番号(公開出願番号):特開平6-309481
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】イメージ文書データを分類する目的でイメージ文書データの一部にイメージ・データとして付与されたバーコードを,スキャナ装置等により入力し,それからバーコード領域を検出して,コード情報に変換して出力する方法であって,傾き補正が不要なノイズに強いバーコードの認識処理方法を実現することを目的とする。【構成】入力されたバーコード・イメージ・データ1から,横方向射影値によりバーコード領域2を抽出し,縦方向射影値により各カラム値を2値化して,スタート・バー,エンド・バー,黒バーおよび白バーを判別してバー・パターン情報を作成し,コード変換テーブルを用いてバー・パターン情報をコード情報に変換し,出力する。
請求項(抜粋):
画像入力装置から2値もしくは多値のイメージ・データとして入力されるイメージ文書データを分類する目的のため,イメージ文書データの一部のイメージ・データとして付与されたバーコードを数字または文字のコード情報に変換するバーコードの認識処理方法であって,入力されたイメージ文書データから指定された矩形領域を切り出す領域切り出し手順と,該領域切り出し手順により切り出された矩形領域の横方向の射影値を算出し,射影値が与えられた閾値より大きいラインが,与えられたライン数以上連続する領域を検出することにより,バーコードの開始ライン位置と終了ライン位置を検出するバーコード位置検出手順と,該バーコード位置検出手順により検出された開始ライン位置と終了ライン位置を与えられた補正値に基づき補正してバーコードの認識処理に用いる領域を切り出すバーコード領域切り出し手順と,該バーコード領域切り出し手順によって切り出されたバーコード領域の縦方向の射影値を算出し,射影値が与えられた閾値より大きいか否かによりカラム毎の射影値を1もしくは0に変換し,連続する1もしくは0のカラム数をバーコードのパターンのリストとして出力するバーコード・パターン算出手順と,該バーコード・パターン算出手順により算出された0と1のカラム数のリストを順に走査し,バーコードのレフト・マージンおよびスタート・バーをなす黒バーおよび白バーの幅の比が一致する部分を検出するとともに,検出したスタート・バーをなす黒バーおよび白バーのバーの幅よりバーコードを構成する黒バーおよび白バーのバー幅を判定するためのバー閾値を算出するスタート・バー検出手順と,検出されたスタート・バー位置以降の前記バーコード・パターン算出手順により算出されたバーコード・パターンのカラム数のリストより,前記スタート・バー検出手順により算出されたバー閾値をもとにバーコードを構成するバーの種別を判別し,バー種別の組み合わせと数字または文字のコード情報の対応関係を定義した対応表を検索することによりコード情報を検索するコード判別手順とを有し,イメージ文書データに付与されたバーコードを認識することを特徴とするイメージ入力されたバーコードの認識処理方法。
IPC (4件):
G06K 7/00 ,  G06F 15/62 330 ,  G06K 7/015 ,  G06K 9/18

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