特許
J-GLOBAL ID:200903085281215842

コアに防水材料を配置した耐海水通信ケ-ブル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128725
公開番号(公開出願番号):特開2000-111772
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 海水での1メータのL型浸水試験に合格することができる通信ケーブルを提供すること。【解決手段】 このケーブルは加水分解的に安定したポリオレフィン材料から作られた少なくとも1つのバッファチューブを含む。ケーブルはまた、バッファチューブ中に配置された少なくとも1つの通信要素と、バッファチューブを囲む保護ジャケットとを含む。海水の浸透を確実に防ぐために、約0.3以上の海水対脱イオン化水膨張可能比を有する解放可能な高吸水性材料を緩やかに含む側面を有する基材は、解放可能な高吸水性材料を含む側面がバッファチューブに面するようにバッファチューブと外側ジャケットとの間に配置される。海水が本発明のケーブル内の基材の高吸水性材料に接触したときに、高吸水性材料は基材の側面から流され膨張する。膨張した高吸水性材料は外側ジャケットとバッファチューブとの間の空間に堆積し、外側ジャケットとバッファチューブとの間に水遮断ダム状の構造を形成し、これによって海水がバッファチューブと保護ジャケットとの間のケーブル中を流れるのを防ぐ。
請求項(抜粋):
海水での1メータのL型浸透試験に合格することができる通信ケーブル(10)であって、ケーブルが、加水分解的に安定したポリオレフィン材料から作られた少なくとも1つのバッファチューブ(12)と、バッファチューブ中に配置された少なくとも1つの通信要素(14)と、バッファチューブ(12)を囲む保護ジャケット(16)と、約0.3以上の海水対脱イオン化水膨張可能比を有する解放可能な高吸水性材料を緩やかに含む側面(22)を有し、解放可能な高吸水性材料を含む側面(22)がバッファチューブ(12)に面するようにバッファチューブと外側ジャケットとの間に配置された基材(20)とを含み、海水が高吸水性材料に接触したときに、基材に含まれる高吸水性材料の少なくとも一部が基材の側面から流され膨張して、膨張した高吸水性材料が外側ジャケットとバッファチューブとの間の空間に堆積し、外側ジャケットとバッファチューブとの間にダム状の水遮断構造を形成し、これによってさらに海水がバッファチューブと保護ジャケットとの間のケーブル中を流れるのを防ぐケーブル。
IPC (3件):
G02B 6/44 381 ,  G02B 6/44 366 ,  H01B 11/00
FI (3件):
G02B 6/44 381 ,  G02B 6/44 366 ,  H01B 11/00 D
Fターム (7件):
2H001DD04 ,  2H001DD14 ,  2H001DD15 ,  2H001DD35 ,  2H001KK17 ,  2H001KK22 ,  2H001MM09

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