特許
J-GLOBAL ID:200903085296018709

発声機能を有する手書き文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088560
公開番号(公開出願番号):特開平7-295584
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 文字、単語、単位での文字を認識し、その結果を単語、文節単位で発声するため実用性の高い、発声機能を有する手書き文字認識装置を提供する。【構成】 手書き入力部1、2から入力された文字筆跡データを、文字認識辞書部17と単語辞書部9を用いて文字若しくは単語情報に変換する。その結果を併せて発声部4から発声し、表示部5に候補文字として表示し、使用者に認識結果を伝える。この際、単語については単語辞書部9の音声データを使用する。また、特殊な文字については、特殊な認識処理、発声処理を行う。更に、複数読みのある文字には、発声する読み音を選択可能等とする。
請求項(抜粋):
使用者が手書きで文字を入力する入力部と、前記入力手段から入力された手書きの文字データから文字を特徴づけるデータを抽出する文字特徴抽出部と、文字と該文字を認識するのに使用する特徴データとを対応づけて登録している文字認識辞書部と、前記文字特徴抽出部から得られる入力された文字を特徴づけるデータを検索キーとして前記文字認識辞書部の特徴データと照合して、その確からしさを示す値を算出し、入力された文字に対応する候補文字をその確からしさを示す値と共に出力する文字認識部と、文字及びその文字若しくはその文字を含む単語の認識処理若しくは発声処理に役立つ情報たる文字解析情報を対応づけて登録してある単語辞書部と、複数の手書き文字に対して前記文字認識部により抽出された各1つ以上の候補文字に対して、前記単語辞書部を調べ文字解析情報に相応した処理をなした上で一定以上の近似度を有することを示すこととなる文字情報が存在する場合には、それらの各候補文字を該近似する文字情報の示すこととなる候補単語に置き換える文字認識後処理部と、文字とその音声情報とを対応付けて登録してある音声辞書部と、単語とその音声解析情報とを対応付けて登録してある音声単語辞書部と、前記文字認識後処理部によって文字解析情報の候補単語がえられた場合には、その候補単語を前記音声単語辞書部を用いて、そうでない場合にはその文字を前記音声辞書部を用いて音声情報に変換する音声合成部と、前記音声合成部が変換した音声情報を発声する発声部とを備えたことを特徴とする発声機能を有する手書き文字認識装置。
IPC (3件):
G10L 3/00 ,  G06F 3/16 330 ,  G06K 9/62

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