特許
J-GLOBAL ID:200903085298034965

高密度及び機能性付加金合金焼結体の製法及び製品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-186248
公開番号(公開出願番号):特開2005-015905
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】金合金の粉末焼結法において、焼結母材よりも低融点の焼結促進用金合金を母材へ添加し焼結時に添加合金を部分的あるいは全てを溶融する。この融体を介して母材の焼結を格段に高め、高密度で機械加工性の優れる金合金焼結体を得る。また、前記の焼結素材へ機能性セラミック粉を配合して焼結体とし、人体の健康維持・増進に効果のある金宝飾品とすることを目的とする。【解決手段】純金及び金合金の焼結母材粉末に、通常は母材とほぼ同等純度で低融点組成の焼結促進用金合金粉末を2〜60%添加して250〜600°Cあるいは600〜900°Cの温度で0.2〜50時間焼結する。焼結時には焼結促進用金合金を部分的あるいは全てを溶融し、この融体を介して焼結を一段と促進し所定金品位の高密度金合金焼結体を得る。さらに焼結素材へ機能性セラミック粉を配合した焼結体へ芳香性香料をしみこませたことを特徴とした金宝飾品。
請求項(抜粋):
純金(24カラット金)及び金(Au)の含有量が91.7重量%(22カラット金)から37.5重量%(9カラット金)までの金合金(カラット金)の焼結母材粉末へ母材よりも低融点の焼結促進用金合金粉末を2〜60重量%加えたものを大気中下あるいは真空、不活性ガス雰囲気中で乳鉢等での手動攪拌もしくはポットミル、アトライター、振動ボールミル等の攪拌機器を使って均一に混合する。この混合粉をプレス成形、射出成型等によって指輪、ペンダント、ブローチ、その他の金宝飾用部品等、所望形状の成形体とし、この成形体を大気中、真空中あるいは水素、アルゴン、窒素、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気中で250〜900°Cで0.2〜50時間焼結する。焼結温度は基本的に焼結促進用金合金の固相線温度以下30°Cの所から液相線温度以下として焼結時に焼結促進用金合金粉を部分的あるいは全てを溶融させ、生成した融体を介して成型体全体の焼結を促進させることを特徴とした高密度金合金焼結体の製法。
IPC (5件):
B22F1/00 ,  A44C27/00 ,  B22F3/10 ,  C22C1/05 ,  C22C5/02
FI (5件):
B22F1/00 K ,  A44C27/00 ,  B22F3/10 G ,  C22C1/05 B ,  C22C5/02
Fターム (18件):
3B114AA02 ,  3B114AA03 ,  3B114CC00 ,  3B114CC07 ,  4K018AA02 ,  4K018AB01 ,  4K018AB02 ,  4K018AB03 ,  4K018AB04 ,  4K018AC01 ,  4K018BA01 ,  4K018BA11 ,  4K018BD10 ,  4K018CA11 ,  4K018DA11 ,  4K018DA32 ,  4K018DA33 ,  4K018KA25

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