特許
J-GLOBAL ID:200903085301667966

無線データ通信システム、および、無線データ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 勝男 ,  田中 恭助 ,  佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-057206
公開番号(公開出願番号):特開2006-245871
出願日: 2005年03月02日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 MIMO無線データ伝送において、直交変調機と直交復調機のIQミスマッチによって生じる符号誤り率の劣化を補償する。【解決手段】 送信アンテナ数M、受信アンテナ数Nの直交変調をおこなうMIMO伝送において、送信信号ベクトルをM個の複素信号の同相成分と直交成分からなる要素数2Mのベクトルとし、受信信号ベクトルをN個の複素信号の同相成分と直交成分からなる要素数2Nのベクトルとし、伝搬路行列を2N行2M列からなる実数行列として、トレーニング信号によりIQミスマッチを含んだ伝搬路行列を求めて、それによりMIMO符号化、復号をおこなう。伝搬路行列の学習には、コンスタレーション上に一つの送信アンテナにつき二つの線形独立な信号点を有するトレーニング信号を用いる。 【選択図】 図4
請求項(抜粋):
M本の送信アンテナを有する送信機とN本の受信アンテナを有する受信機の間でデータ通信をおこなう無線データ通信システムであって、 前記送信機は、各々の送信アンテナに対する送信信号を変調する変調機を具備してなり、 前記受信機は、各々の受信アンテナからの受信信号を復調する復調機を具備してなり、 前記送信機から前記受信機にトレーニング信号を送信し、 M個の送信信号ベクトルの同相成分と直交成分と、N個の受信ベクトルの同相成分と直交成分とから、変調時に生ずる前記変調機の同相成分のずれと直交成分のずれと、復調時に生じる前記復調機の同相成分のずれと直交成分のずれとを含んだ送信信号ベクトルと受信信号ベクトルとの関係を表す2N行2M行の伝搬行列を演算し、 前記トレーニング信号を送信後に、前記送信機から前記受信機に送信されるデータによって、前記復調機に入力される同相成分と直交成分とを、前記伝搬行列に基づいて演算することを特徴とする無線データ通信システム。
IPC (1件):
H04J 15/00
FI (1件):
H04J15/00
Fターム (1件):
5K022FF00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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