特許
J-GLOBAL ID:200903085303606131

車載衛星受信アンテナの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-135139
公開番号(公開出願番号):特開平9-275313
出願日: 1996年05月29日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 ステップトラック追尾を用いた衛星追尾において、信号レべルのピーク値を確実に検出する。【解決手段】 車載受信アンテナ10はステッピングモータ16により回転駆動され、衛星を追尾する。BSチューナ14からの受信信号は制御装置26に供給され、受信レベルが増大する方向にアンテナ10を駆動するステップトラック追尾を行う。ステップトラック追尾中に受信レベルが増大から減少に変化する極値を記憶し、また、受信レベルが所定値以下となった回数を計数する。この回数に応じてしきい値を設定し、このしきい値以上の値を有する極値のみを用いて平均値計算を行い、ピーク値を算出する。受信レベルの低い極値は採用しないので、木陰に入った場合に生じる極値を平均値計算から除去できる。
請求項(抜粋):
車載衛星受信アンテナを衛星の方角に向けるための制御装置において、前記車載衛星受信アンテナで受信した信号の強度を検出する検出手段と、前記受信強度が増大するように前記車載衛星受信アンテナの指向方向を制御するステップトラック追尾手段と、前記受信強度が増大から減少に変化する位置における強度値を複数記憶する記憶手段と、前記受信強度が所定値以下となった回数を計数する計数手段と、前記計数手段での計数値が大なる程その値が大となるように強度しきい値を設定するしきい値演算手段と、前記記憶手段に記憶された強度値の内、前記強度しきい値以上の強度値の平均をピーク値として算出するピーク値演算手段と、を有することを特徴とする車載衛星受信アンテナの制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-101503
  • 特開昭63-169582

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