特許
J-GLOBAL ID:200903085309665040
複合金属繊維の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本多 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159983
公開番号(公開出願番号):特開平6-344021
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 クラッド構造を付与することにより特性が改善された金属繊維を、集束伸線法により効率良くかつ低コストで製造することにある。【構成】 (イ)芯材1となる金属繊維の周囲を、特定の関係を満たす厚さの外層金属材2にて覆いクラッド線材3となす工程と、(ロ)クラッド線材3の周囲を外層金属材2よりも耐酸性の低い金属の隔離材4で覆い、被覆線材5となす工程と、(ハ)被覆線材5を多数本束ね、外層金属材2よりも耐酸性の低い金属の外皮6で覆い、多芯体7となす工程と、(ニ)多芯体7を縮径加工し多芯素線8とする工程と、(ホ)多芯素線8中の外皮6および隔離材4からなるマトリックスを溶解する工程とからなる。
請求項(抜粋):
(イ)芯材となる金属繊維の周囲を、次式(1)を満たす厚さの外層金属材にて覆いクラッド線材となす工程と、T/(D+2T)≧tc/df (1)式中、T:外層金属材の厚さ(mm)D:芯材の直径(mm)df:最終製品の金属繊維の外径(μm)tc:芯材の結晶構造が面心立方格子および最密六方格子の場合は2μm,芯材の結晶構造が体心立方格子の場合は5μm(ロ)上記クラッド線材の周囲を上記外層金属材よりも耐酸性の低い金属からなる隔離材で覆い、被覆線材となす工程と、(ハ)上記被覆線材を多数本束ね、上記外層金属材よりも耐酸性の低い金属からなる外皮で覆い、多芯体となす工程と、(ニ)上記多芯体を縮径加工し多芯素線とする工程と、(ホ)上記多芯素線中の外皮および隔離材からなるマトリックスを溶解し、芯材と外層金属材とからなるクラッド構造を持つ金属繊維の束を得る工程とを有する複合金属繊維の製造方法。
IPC (5件):
B21C 1/00
, B21C 1/22
, B23K 20/00 360
, C23F 1/00 103
, C25F 5/00
引用特許:
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