特許
J-GLOBAL ID:200903085317352086

丸形有色果実の自動評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 幸雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169317
公開番号(公開出願番号):特開平8-035824
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 丸形有色果実を小規模構成の装置で高速に自動評価する。【構成】 丸型有色果実を個別にカラー撮影する撮影手段100と、その画素ごとの彩度,色相,輝度の各成分を演算する手段101と、果実の彩度と色相のばらつきの範囲を基準領域として格納する手段103と、基準領域に対応する領域を"1"として抽出する手段102と、抽出領域に含まれる雑音を除去する手段104と、予め色相,輝度を変数として算出される半径または直径の画素数と長さの換算値を校正係数として格納する手段106と、雑音除去手段の出力に校正係数を乗じてサイズを算出する手段105と、雑音除去手段の"1"出力の領域における色相の度数分布を算出する手段107と、果実の色相標準値を格納する手段109と、算出された色相度数分布を標準値と比較して品質評価を行う手段108とを備える。
請求項(抜粋):
丸形有色果実をその大きさおよび色により高速で評価する丸形有色果実の自動評価装置において、前記丸形有色果実を個別に撮影するカラー画像撮影手段と、画像撮影手段の出力信号をデジタル化すると共にその画素ごとの彩度,色相,輝度の各成分を演算するカラー画像処理手段と、予め計測した対象とする果実の彩度と色相のばらつきの範囲を基準領域として格納する基準領域格納手段と、上記カラー画像処理手段の彩度と色相出力から上記基準領域格納手段に格納された基準領域に対応する領域を”1”として抽出する領域抽出手段と、領域抽出手段で抽出された領域の画像に含まれる雑音を除去する雑音除去手段と、予め色相,輝度を変数として算出される半径または直径の画素数と長さの換算値を校正係数として格納するサイズ校正係数格納手段と、予め色相,輝度を変数として算出される色相の換算値を校正係数として格納する色相校正係数格納手段と、上記雑音除去手段の出力に上記サイズ校正係数格納手段に格納されている校正係数を乗じてサイズを算出するサイズ算出手段と、上記雑音除去手段の”1”出力の領域における色相の度数分布を上記色相校正係数格納手段に格納されている校正係数を乗じて算出する色相度数分布算出手段と、対象とする果実の大きさと色相の基準値を格納する基準値格納手段と、上記サイズ算出手段で算出された大きさと色相度数分布算出手段で算出された色相度数分布を上記基準値格納手段に格納されている基準値と比較して品質評価を行う品質評価手段とを備え、丸形有色果実をその大きさおよび色により評価することを特徴とする丸形有色果実の自動評価装置。
IPC (2件):
G01B 11/24 ,  G06T 1/00

前のページに戻る