特許
J-GLOBAL ID:200903085317651644

フレームリレー輻輳制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-230240
公開番号(公開出願番号):特開平9-083566
出願日: 1995年09月07日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 論理パスの重要度に応じて有効に輻輳制御を実現することである。【解決手段】 1a、1bは端末、2は多重化装置等のノードである。3は他のノードとの物理回線、4a、4bは端末間で固定的に設定された論理パス(PVC)である。輻輳しきい値記憶手段7にはフレーム総長と複数の輻輳レベルに対応した輻輳しきい値との関係を示す情報が予め記憶されており、優先度記憶手段8には各論理パス4a、4bについてそれぞれ優先度nが予め記憶されている。物理回線3についての送信待ちキュー手段5に繋がれている全フレームの実フレーム総長Lqがフレーム総長検出手段6により検出され、補正手段9は検出された実フレーム総長Lqを論理パス4a、4b毎の対応する優先度nに応じて補正して補正フレーム総長NLqを算出し、輻輳制御手段10はこれらの補正フレーム総長NLqに対応した輻輳しきい値αに従って、フレームの廃棄等を行う。
請求項(抜粋):
複数の端末を収容した複数のノードを物理回線で接続し、固定的に設定された論理パスを介してフレームを転送することにより端末間で通信するようにしたフレームリレー網の該ノードに適用されるフレームリレー輻輳制御装置であって、一の物理回線に送出されるべきフレームが繋がれる送信待ちキュー手段に繋がれている全フレームのそれぞれのフレーム長を合算した実フレーム総長を検出するフレーム総長検出手段と、フレーム総長と複数の輻輳レベルに対応した輻輳しきい値との関係を示す輻輳しきい値情報が予め記憶された輻輳しきい値記憶手段と、前記一の物理回線に設定されている複数の論理パスのそれぞれについて予め決定された優先度が記憶された優先度記憶手段と、前記各論理パスのそれぞれについて、前記フレーム総長検出手段により検出された実フレーム総長を前記優先度記憶手段に記憶された対応する優先度に応じて補正して補正フレーム総長を算出する補正手段と、前記輻輳しきい値記憶手段から前記補正手段により算出された前記各論理パスのそれぞれについての補正フレーム総長に対応した輻輳しきい値を取り出し、前記各論理パスのそれぞれについて対応する輻輳しきい値に従って輻輳制御処理を行う輻輳制御手段と、を備えたことを特徴とするフレームリレー輻輳制御装置。

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