特許
J-GLOBAL ID:200903085318075779

多室冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-009758
公開番号(公開出願番号):特開平5-203276
出願日: 1992年01月23日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、運転停止時において最後の1台停止時であるか、また複数台運転時停止時であるかの判断に基づいて室外流量弁開度を制御し、システムを常に効率の高い安定した運転ができ、また冷媒搬送装置の寿命を延ばすことができる多室冷暖房装置を提供するものである。【構成】 過冷却度演算手段18が圧力検知手段16と温度検知手段17のデータより過冷却度を演算し、運転監視装置19がこの過冷却度の値と室外ユニットf,f’と室内ユニットg,g’の運転状態により室外ユニット制御手段20a,20bに信号を出力し、室外ユニット制御手段20a,20bからの信号により室外流量弁駆動手段21a,21bが室外流量弁11a,11bの開度を制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機,熱源側熱交換器,減圧装置および第1補助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器と、この第2補助熱交換器と直列に設けた室外流量弁を有する複数の室外ユニットと、この各室外ユニットに設けられた複数の前記第2補助熱交換器と前記室外流量弁,各室内ユニットに設けられた複数の利用側熱交換器と、この利用側熱交換器と直列に設けた室内流量弁および冷媒搬送ユニットに設けた複数の冷媒搬送装置を環状に連接してなる利用側冷媒サイクルと、前記冷媒搬送ユニットの出口の圧力を検知する圧力検知手段と、前記冷媒搬送ユニットの出口の温度を検知する温度検知手段と、前記圧力検知手段からの圧力値を飽和温度に変換しこれと前記温度検知手段からの温度との差を求め過冷却度を演算する過冷却度演算手段と、前記複数の室外ユニットと前記複数の室内ユニットの運転を監視制御する運転監視装置と、前記運転監視装置からの信号を検知して室外ユニットの制御を行う室外ユニット制御手段と、前記室外ユニット制御手段からの信号により前記室外流量弁の開度を制御する室外流量弁駆動手段とからなり、前記室外流量弁駆動手段は室外ユニットが前記室外ユニット制御手段からの信号を最後の1台停止と検知した場合、弁の開度を維持して停止し、また複数台運転時停止と判断した場合、弁の開度を前記冷媒搬送ユニット出口の過冷却度に応じて前記室外流量弁駆動手段により前記室外流量弁を段階的に全閉にして停止し前記冷媒搬送装置を保護することを特徴とする多室冷暖房装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 1/00 399

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