特許
J-GLOBAL ID:200903085326282120

B12酵素イムノアッセイ及びサンプルの予備処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-169063
公開番号(公開出願番号):特開平5-232110
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明はビタミンB12のアッセイに焦点を有する酵素イムノアッセイ方法の提供を目的とする。【構成】 イムノアッセイのための試験サンプルを予備処理するために用いる変性剤を、酸性の緩衝剤及び該変性剤のスルフヒドリル基を不活性型、例えばジスルフィド又はアルキルチオ基へと変換せしめる試薬の組合わせである処理剤の添加により中和且つ不活性化せしめる。この処理剤は本アッセイ工程の逐次の段階を妨害するような変性活性を伴わずに働く。更に本発明は上記の予備処理剤を利用した、ビタミンB12のアッセイに関する方法を開示する。
請求項(抜粋):
試験サンプル中の生物学的物質の存在を検出する酵素イムノアッセイのための該試験サンプルの準備のための方法(ここで該試験サンプル中に該生物学的物質がもし存在しているならば、少なくともその一部は、該酵素イムノアッセイを妨害することができる内因性結合性タンパク質と結合している)であって、以下の段階:(a) 前記の試験サンプルを無機塩基及びチオールと混合せしめて第1混合物を作り;(b) 前記の第1混合物をインキュベートせしめて、前記の無機塩基及び前記のチオールが前記の試験サンプル中に存在している任意の前記の内因性結合性タンパク質を変性せしめ、そしてこれによって該試験サンプル中に存在している任意の前記の生物学的物質が該内因性結合性タンパク質から遊離することを引き起こさせ、これによって第2の混合物を作り;そして(c) 前記の第2混合物を、(i) 酸性の緩衝剤、並びに(ii)スルフヒドリル基変換剤であって、 1) 前記の第1混合物中に存在する任意のスルフヒドリル化合物をジスルフィドに酸化せしめるが、変性していない更なるタンパク質の変性は実質的に回避できるように選ばれた電気化学的ポテンシャルを有する酸化剤、及び 2) アルキル化剤より成る群から選ばれるもの、と混合せしめ、前記の第2混合物の pHを約6.5〜約8.0の範囲の値に低め、そしてその中に残っている任意のチオール基をジスルフィド基へと変換せしめること、を含んで成る方法。
IPC (2件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/531

前のページに戻る