特許
J-GLOBAL ID:200903085328186765

インクジェット記録ヘッドの駆動方法及びインジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-064682
公開番号(公開出願番号):特開2000-255062
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 初期メニスカス形状の異常によるインク滴の滴径・滴速の変動を抑制し、安定した吐出を可能とすることによって高画質記録を実現すること。【解決手段】 圧電アクチュエータ105に印加する駆動波形は、圧力発生室100の体積をゆっくりと膨張させる準備動作用電圧変化過程7、圧力発生室100の体積を急激に膨張させる第一の電圧変化過程1、および圧力発生室100の体積を急激に収縮させる第二の電圧変化過程2を有する。初期(t=0)のメニスカス形状が凸形状となっていても、準備動作用電圧変化過程7の作用によってメニスカス3がゆっくりと圧力発生室100側に引き込まれるため、第一の電圧変化プロセス1が印加される時点(t=t8)では、メニスカス3は必ずノズル101の開口面のごく近傍、またはノズル101の内部にわずかに引き込まれた状態となる。これにより、凸形状のメニスカス3が原因となって生じる異常な吐出現象が防止され、安定した微小滴吐出が可能となる。
請求項(抜粋):
圧力発生室内の圧力を変化させる電気機械変換器に駆動電圧を印加して、インクが充填された圧力発生室内に圧力変化を生じさせることによって、前記圧力発生室に連絡したノズルからインク滴を吐出させるインクジェット記録ヘッドの駆動方法であって、前記駆動電圧の電圧波形が、前記圧力発生室の体積を増加させて前記ノズルのノズル開口部に貯溜されたインク滴を前記圧力発生室側に引き込むための第一の電圧変化過程と、前記圧力発生室の体積を減少させてインク滴の吐出を行うための第二の電圧変化過程とを有し、前記第一の電圧変化過程の前に、前記ノズル開口部に貯溜されたインク滴を前記圧力発生室側にわずかに引き込むための準備動作用電圧変化過程を備えていることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの駆動方法。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/205
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 X
Fターム (10件):
2C057AF08 ,  2C057AF22 ,  2C057AF39 ,  2C057AF41 ,  2C057AF42 ,  2C057AG44 ,  2C057AR07 ,  2C057AR08 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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