特許
J-GLOBAL ID:200903085342143947

高分子蛍光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保山 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072209
公開番号(公開出願番号):特開平7-278276
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】固体状態での蛍光の量子収率が高く、溶媒への溶解性が優れた高分子蛍光体を提供する。【構成】(1)溶媒に可溶で、固体状態で蛍光を有し、ポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 であり、1,3-フェニレンビニレン基などの繰り返し単位(A)と炭素数4以上の長鎖の置換基を少なくとも1つ有する2-アルキル-1,4-フェニレンビニレン基などの繰り返し単位(B)からなる共重合体で、(A)の繰り返し単位と(B)の繰り返し単位との比が5:1〜1:20(モル比)であることを特徴とする高分子蛍光体。(2)溶媒に可溶で、固体状態で蛍光を有し、ポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 であり、(1)記載の繰り返し単位に加えてさらに長鎖の置換基を有さない2-アルキル-1,4-フェニレンビニレン基などの繰り返し単位(C)からなる共重合体で、(A)と(B)および(C)の繰り返し単位の合計との比が5:1〜1:20(モル比)であり、かつ(B)の繰り返し単位が全繰り返し単位の10モル%以上含まれることを特徴とする高分子蛍光体。
請求項(抜粋):
溶媒に可溶で、固体状態で蛍光を有し、ポリスチレン換算の数平均分子量が103 〜107 であり、下記化1および化2【化1】〔ここで、Xは窒素原子またはR4 で置換された炭素原子であり、R1 、R2 、R3 およびR4 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはアルキルチオ基、炭素数6〜18のアリール基もしくはアリールオキシ基または炭素数4〜14の複素環化合物基から選ばれた基である。〕【化2】〔ここで、R5 、R6 、R7 およびR8 はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基もしくはアルキルチオ基、炭素数6〜18のアリール基もしくはアリールオキシ基または炭素数4〜14の複素環化合物基から選ばれた基であり、かつR5 、R6 、R7 およびR8 のうち少なくとも1つ以上は、炭素数4〜20のアルキル基、アルコキシ基およびアルキルチオ基、炭素数6〜18のアリール基もしくはアリールオキシ基または炭素数4〜14の複素環化合物基から選ばれた基である。〕で示される繰り返し単位からなる共重合体で、化1の繰り返し単位と化2の繰り返し単位との比が5:1〜1:20(モル比)であることを特徴とする高分子蛍光体。
IPC (4件):
C08G 61/00 NLF ,  C08G 61/00 NLJ ,  C09K 11/06 ,  H05B 33/14

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