特許
J-GLOBAL ID:200903085345265822

溶接熱影響部の靱性に優れた溶接構造用鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 穂上 照忠 ,  杉岡 幹二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-213764
公開番号(公開出願番号):特開2007-031749
出願日: 2005年07月25日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】溶接熱影響部の靭性が安定して高い値を示す鋼材およびその鋼材を製造する方法の提供。【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:0.005%を超えて0.08%まで、Ti:0.0005〜0.02%、Ca:0.0003〜0.02%、N:0.001〜0.009%およびO(酸素):0.0010〜0.0025%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、下記の(1)式を満足するとともに、粒径0.5〜5μmのCaO・Al2O3系介在物が1×10〜1×104個/mm2分散していることを特徴とする溶接構造用鋼材。 0.50≦Ca/O≦1.30 ・・・・・(1) この鋼材の製造方法は、溶鋼中のAlが0.005%を超えて0.08%までの範囲となるようにAlを添加して脱酸した後、Tiを添加し、さらに脱ガス装置で15分以上処理した後、溶鋼温度を1600±70°Cに保った状態でCaを添加し、鋳造し、圧延することを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:0.005%を超えて0.08%まで、Ti:0.0005〜0.02%、Ca:0.0003〜0.02%、N:0.001〜0.009%およびO(酸素):0.0025%以下を含有し、残部はFe及び不純物からなり、下記の(1)式を満足するとともに、粒径0.5〜5μmのCaO・Al2O3系介在物が分散していることを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた溶接構造用鋼材。 0.50≦Ca/O≦1.30 ・・・・・(1) ただし、(1)式の元素記号はその元素の含有量(質量%)を示す。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C21C 7/04 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (5件):
C22C38/00 301B ,  C22C38/00 302Z ,  C21C7/04 C ,  C22C38/14 ,  C22C38/58
Fターム (4件):
4K013BA16 ,  4K013EA19 ,  4K013EA25 ,  4K013FA01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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